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バイプレイヤーの泉 第134回 『ブルーモーメント』岡部大、優しげな様子に見えた未来の山下清役

マイナビニュース / 2024年6月18日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

幼少期から熱血ドラマオタクというエッセイスト、編集者の小林久乃が、テレビドラマでキラッと光る"脇役=バイプレイヤー"にフィーチャーしていく連載『バイプレイヤーの泉』。

第134回はタレントの岡部大(おかべ・だい/ハナコ)さんについて。坊主頭に大柄な体格、そして純度の高そうな顔つき。日本のドラマ、映画では物語を柔和するポジションのバイプレイヤーとして、欠落させたくない風貌だ。ただ世の中に多くはいないので、見つかった瞬間「これだ!」と制作陣は震えてしまう。その一説のおかげなのか、近頃は彼の姿をよくメディアで見かける。でもそれだけではない、私たちがどうしても彼を視界に入れてしまう理由など。
○映画、ドラマには欠かせないバイプレイヤーに

まずは現在、岡部さんが出演する『ブルーモーメント』(フジテレビ系)のあらすじをどうぞ。

年々国内で増加する気象災害から人命を守るため、エキスパートが集められた、SDM(特別災害対策本部)。チーム内で司令塔となっているのは気象庁気象研究所の研究官、ハルカンこと晴原柑九朗(山下智久)。いくつもの災害を超えてきたSDMではあるが、気象予測というまだ認知の少ない分野のため、何度も活動停止に危ぶまれている。

フジテレビ連ドラの帝王、いや覇者であった山Pこと、山下智久さん。彼が久々に民放ドラマに君臨するとあって、放送前から夕方の再放送は全て彼の主演作が放送されるなど、一足早い、夏祭りを開催したドラマ『ブルーモーメント』。放送直後は「晴原が藍沢先生(ドラマ『コード・ブルー』の主役)にしか見えない」「SDMはMER(TBSで放送された『TOKYO MER~走る緊急救命室~』)ににている」などSNSが大騒ぎ。それだけ注目されるドラマだ。

この作品で岡部さんが演じているのは、SDMのメンバー・山形広暉役。国土地理院官僚の地理オタクだ。同じくSDEのメンバーである丸山ひかる(仁村紗和)とは喧嘩をしながらも仲が良く、お互いを尊重しあっているのが分かる。人間の生死に関わる緊迫した現場において、彼の存在は安らぎに見えるのは私だけろうか。
○3代目『裸の大将放浪記』をぜひ

ドラマで彼の印象が決定的になったのは、朝ドラ『エール』(NHK総合・2020年)で見せた、茨城弁の田ノ上五郎役だ。小山裕一(窪田正孝)の演奏に憧れて、弟子入りを志願するものの、最初は認められない。が、お笑い芸人の世界でもよく見かける「弟子にしてもらえるまでここを離れません!」戦法で、住み込みの弟子を認めてもらう。

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