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アドビ、AcrobatにAdobe Fireflyを導入- 複数ドキュメントの対話型AIチャット対応

マイナビニュース / 2024年6月18日 17時44分

画像提供:マイナビニュース

米アドビは6月17日(米国時間)、Adobe AcrobatにおけるAIを刷新することを発表した。テキストプロンプトを使い、PDF内でAdobe Fireflyを利用して画像を生成・編集することが可能となる。

また、対話型エンジン「Acrobat AI Assistant」の新機能により、PDFや他のファイル形式(Microsoft Word、PowerPoint、テキストファイルなど)を横断して情報を取得し、質問やインサイトを得たり、コンテンツを作成したりできるようになる。

さらに、AI Assistantの議事録作成機能も強化された。6月18日から6月28日までAcrobat AI Assistantに無料でフルアクセスできるキャンペーンを実施する。日本語版の提供開始時期は未定。

○Acrobatの新機能

Acrobatの新機能により、ユーザーはアプリを起動したままドキュメント内の画像に手を加えたり、生成AIを使用して魅力的な新規画像を生成したりできるようになる。Acrobatの「画像を編集」には、Fireflyを活用した「生成塗りつぶし」、「背景の削除」、「切り抜き」といったツールがあり、画像の追加、削除、再構成が簡単に行える。不要なオブジェクトの消去から背景の削除、新しい画像の追加まで、PDF内のビジュアルを簡単にコントロールできる。

また「画像を生成」機能では、Adobe Firefly Image 3 Modelを使って新しい画像を簡単にPDFに追加することが可能。画像サイズやスタイルを素早く調整してドキュメントの任意の場所に追加できる。これらは誰でも簡単にビジュアルを作成できる機能で、クリエイティブな専門知識は不要となる。

Acrobat AI Assistantには、調査、試験勉強、データ分析、議事録の読み込みなどで必要な情報が1つのファイル形式やドキュメントに統一されていない問題を解決する新機能を搭載。

一連のドキュメントから共通テーマやトレンドを発見して異なるソースから情報を集約することで、迅速な考察から徹底的な調査が可能となる。

例えば、マーケターはPDF、Word、PowerPointのドキュメントをドラッグ&ドロップするだけで、「主なテーマの概要を説明してください」などの質問が生成されるほか、自分で「Z世代のSNS利用習慣はどのようなものですか?」といった質問も可能。
○Acrobat AI Assistantの詳細

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