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AIとロボット・ドローンの導入や活用支援を行う「GMO AI&ロボティクス商事」設立

マイナビニュース / 2024年6月19日 15時0分

GMOインターネットグループ7800人の従業員に対し、AI活用を通じて実現した月間10万6000時間の業務時間の削減、2024年度で18億円のコスト削減を実現したノウハウを企業に提供する。また、GMOリサーチ&AIによる最新のAI動向のリサーチなどを共有する。

○スタートアップ支援&エコシステム形成

GMOインターネットグループで投資事業を展開する、GMO VenturePartnersや、GMO AI&Web3を通じ、世界中のAI、ロボット企業への出資・支援を実施し、AIのエコシステム形成を進める。
さまざまなシチュエーションで活躍するロボット

また「ロボット、ドローン導入・活用支援」では、ロボットやドローンの導入から活用までをトータルでサポートし最適な機器選定、設置、運用を支援する。

提案するロボットとしては、「アーム型:組み立て、溶接、塗装、搬送、ピッキング、検査」「人間型(ヒューマノイド):接客、案内、介護、災害援助、エンターテイメント」「多脚型(クローラ型含む):警備、パトロール、災害救助、測量、農業」「車輪型:移動、搬送、案内、警備、点検」「クローラ型:建設現場、災害現場、農業、プラント設備点検」「ドローン・飛行型:空撮、監視、検査、物流、農薬散布、災害対応」が例に挙げられた。

実際の発表会には、中国Unitreeの2足歩行ロボット「H1」と4脚ロボット「B2」、Boston Dynamicsの「Spot」、ドローンステーションを内蔵したugoの「ugo+drone」、イームズロボティクスのドローン「EE600-100」、千葉工業大学の「CanguRo」などが登場。デモンストレーションとしてそれぞれの動作性を紹介するとともに、今後の活躍への期待感が述べられた。

また、同社では金融事業の強みを活かし、レンタル、リース、ローン、保険、助成金の活用支援などのサービスも展開していきたい考えだという。
今後の方針と将来ビジョン

また発表会内では、新会社設立の意義として、AIロボット市場はCAGR(年平均成長率)で38.6%の増加が見込まれ、2021年の69億米ドルから、2026年には353億米ドルの規模に成長すると予測されていることが説明された。

これはGPU(画像処理装置)の進化などによるAIの加速度的進化に伴い、AIと親和性が高いといえるロボットの開発も急速進んでいくことを表しているという。

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