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夏はこれしかない! ビーチサンダルの定番of定番、『ハワイアナス』が最高なのには理由がある

マイナビニュース / 2024年6月22日 7時30分

ブランド設立と同時にこのビーチサンダルが発売されるや、ブラジル国内で瞬く間に人気を集め、その後、世界中に広がって特に夏やビーチでの定番アイテムとなった。

ソールの表面には、小さな粒々(ドット状の突起)がついている。これが滑り止め効果を発揮するとともに、足裏に心地よい感触を伝えてくれるので、ハワイアナスのビーチサンダルの履き心地は抜群。
日本の草履の編み目を模倣したというこの粒々パターンは、ハワイアナスらしさアピールする象徴的なデザインともなっている。

ところで僕が夏のサンダル履きにこだわるのは、涼しくて楽だからだけではなく、少しだけ思想的な理由もある。
端的に言えば、サンダルとはFREEDOM! なのである。

1950年代中頃、アメリカ・ニューヨークのグリニッチビレッジやカリフォルニアのバークレーに集ったビートジェネレーションの若者は、サンダルを日常のワードローブとした。
ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズといった文学者が先導したビートは、伝統社会への軽蔑と離脱を標榜し、自由であることの表現として屋外を裸足で歩くことを好み、サンダル履きの者が多かったという。
ビートの思想はその後、1960年代に花開くヒッピーに受け継がれたので、彼らもまたサンダル履きを愛好した。

僕は世代的に、ビートでもヒッピーでもないけども、サンダル履きで自由を表現した彼らの思想になんとなく共鳴しているのである。
何かと煩わしいことの多いこの現代社会で、少しでも心の自由を保ちたいという気分が、ビーサンスタイルの自分の中に、ほんの少しあるということだけはここに書き記しておこう。
○■思わず心奪われた、メゾン キツネとのコラボモデル

ところで僕は昔からハワイアナス愛好者だが、過去に何度か浮気をしたことはある。
葉山のげんべいサンダルや小笠原諸島〜伊豆七島で"ギョサン"と呼び慣らされている樹脂製一体成型サンダル、またDannerのリカバリーサンダルなどを試してきた。
それらのサンダルも優れた点が多く、使用中はそれなりに満足していたのだが、気づけばまたハワイアナスに戻っているのだ。
そもそもハワイアナスの造形が自分の足によく合うことや、定番ゆえに幅広く販売されていて手に入れやすいことなど、理由はいくつかある。

夏場はドンドン履くので、数シーズンで履き潰してはまた新しいハワイアナスを買うということを繰り返し、現在の現役は2足。
ひとつは、それこそどこにでも売っている基本モデルだ。ブランド公式の定価は2,800円だが、ネット上では2,000円以下の並行輸入品も数多く出回っているもので、色はシンプルなブラックを愛用している。

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