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ソニーのイメージセンサー新工場は建屋を先行して建設、ライン設営時期は需要動向を踏まえて判断

マイナビニュース / 2024年6月20日 16時43分

清水社長兼CEOは、歩留まり問題についても改めて言及し、「新たな技術の導入が、コロナ禍であったため、厚木の開発部門が、九州の製造部門に行きにくかったという環境もあったが、もう少し慎重にやるべきだったという反省がある。結果として、顧客にも心配をかけた。歩留まり問題の解決に向けて、開発、製造体制を強化した」と述べ、「新たな技術を入れる際に、製造前の開発の完成度を高める必要がある。開発スケジュールを前倒しで進め、工場に導入するタイミングを早め、製造や出荷に影響しないようにすることが必要である。また、開発の責任は開発部門、製造の責任は工場になるが、開発から製造にスムーズに移行するために組織を見直した。開発者には、開発するだけでなく、量産の安定化までを見ておくように指示した。製造と開発の風通しが良くなり、かなり改善した」と、歩留まり問題解決の成果に自信をみせた。

大河原克行 1965年、東京都生まれ。IT業界の専門紙「週刊BCN (ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年フリーランスジャーナリストとして独立。電機、IT産業を中心に幅広く取材、執筆活動を行う。著書に「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)、「松下電器 変革への挑戦」(宝島社)など。 この著者の記事一覧はこちら
(大河原克行)



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