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Google Workspaceをビジネスで活用する 第89回 ファイルの頭文字検索が可能になった「Googleドライブ」、ショートカットの変更に注意

マイナビニュース / 2024年6月21日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

キーボードによる操作でさまざまな機能を簡単に呼び出すことができるキーボードショートカット。Google Workspaceのさまざまなツールでもこのキーボードショートカットが導入されていますが、その中でも2024年4月末以降、大幅な改変が加えられたのがGoogleドライブです。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。
大幅な改変が加えられたのがGoogleドライブ

実際、グーグルは2024年4月30日に、Web版Googleドライブのショートカットをより使いやすくするよう、見直すことを明らかにしているのですが、今回の変更によってファイル名最初の文字を入力することで、Googleドライブに保存されたファイル名の頭文字を検索できるようになります。

例えば「Google」という名前の付いたファイルを探したい場合、従来であればファイル一覧から直接見つけ出すか、検索ボックスに「Google」と入力して探す必要がありました。

しかし、前者の場合はファイルの数が多いとそもそも探すこと自体が大変ですし、後者の場合似たような名前のファイルが多数存在すると、それらも検索結果に表示されてしまうことから、さらなる絞り込みが必要になってしまいます。

ですが頭文字検索を使えば、「G」のキーを押すとファイル一覧の中から頭文字に「G」の付いたファイルに直接アクセスできますし、さらに「O」を押せば「GO」の付いたファイルにアクセスできるので、ファイル一覧画面から直接ファイルを絞り込んで素早くできるようになります。

こうした機能は、多くのファイル管理アプリに備わっているものですが、従来Googleドライブでは利用できませんでした。そこで今回の変更により、Googleドライブでもファイル名の頭文字検索をできるようにした訳です。
アルファベットのキー単独で機能するショートカットはすべて見直し

ただ、そこで問題になってくるのがキーボードショートカットです。なぜなら、Googleドライブのキーボードショートカットには、アルファベットのキーを1つ、あるいは2つ押すことで機能するものがいくつか存在しているからです。

一例を挙げますと、上下のファイルを選ぶにはそれぞれ「K」「J」、左右のファイルを選ぶにはそれぞれ「H」「L」が対応しています。

また、左側のナビゲーションパネルに移動するには「G」を押してから「N」または「F」、右側のアイテムビューに移動するには「G」を押してから「L」を押すなど、複数のキーを押すことで機能するショートカットも存在します。

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