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社会人の英語学習者が受けるべきテストとは?

マイナビニュース / 2024年7月6日 9時5分

画像提供:マイナビニュース

前回の記事「英語力が伸びる人・伸びない人のたった1つの違い」では、英語学習のモチベーションを保つ上での、「テストを受ける」ことの重要性をお伝えしました。今回は具体的に、どのようなテストを受けるべきか、また、その理由をお話しいたします。

社会人が英語学習のモチベーションを保ち、また、英語力を向上させていくことを目指したときに、ベストなテストは「TOEIC」だと考えています。
■受けるべきは「TOEIC」! どんなテスト?

はじめに「TOEIC」について簡単に説明すると、リスニングとリーディングの2つのセクションがあり、それぞれ100問ずつの合計200問で構成されています。試験時間はリスニング45分、リーディング75分の120分です。リスニングとリーディングのスコアはそれぞれ5点から495点で、2つ合わせた合計スコアは10点から990点となります。

また、別日程でスピーキングとライティングのテストも実施されており、より総合的な英語力を測定できます。
■なぜTOEICなのか

次に、社会人の英語学習者には「TOEIC」がベストな理由です。
1. 受験者数の多さ

2023年度のTOEICテスト(リスニング・ライティングテストのみ、以下同様)の受験者はおよそ192万人でした。この数字についてですが、例えば、大学進学希望者の大半が受験する「大学入学共通テスト」の受験者数は50万人程度です。この数字を考えると、TOEICがいかに多くの人に受験されているかが分かると思います。

受験者数が多いということは、それだけ大きな市場が生まれるということです。つまり、TOEICの学習者向けの書籍やアプリが豊富に生まれることにつながるのです。

実際に大型書店の英語学習書コーナーには、TOEICの専用コーナーが設けられていますし、学習用のアプリなども数え切れないほど多くの種類があります。このことにより、学習者は自分のレベルに合った教材を利用しやすくなります。また、自分が使いやすいと感じる教材を選びやすくもなるのです。

この市場の大きさは、出版社や英語講師の間で良い意味での競争を生み出します。そしてその競争により、より質の高い教材やアプリが生み出されることにもなり、これは英語学習者にとってより良い学習環境につながります。
2. 実用的な英語に触れられる

TOEICの英語は"ビジネス英語"と考えている人がいますが、それは全くの誤解です。

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