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薄くて軽い外付けGPU、試してみるとハイパワーで便利。Radeon RX 7600M XT搭載「GPD G1」レビュー

マイナビニュース / 2024年6月25日 14時11分

ではより実際のゲームプレイ時の性能差はどのくらい出るのでしょうか。定番の「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」の3本を実行し、GPD G1によるゲーム性能の向上を確認します。

なお本テストについては、GPD G1を繋がない状態では「ノートパソコンのディスプレイ解像度が最大」となるため、GPD G1の接続有無に関係なく最大解像度は「1920×1080ピクセル」でのテスト結果で比較を行っています。

またテスト時の画質設定はどちらもベンチマークテスト内で設定できる最高画質にてテストを行っています。

テスト結果は先ほどの3DMark同様に、どのテストでも3~5倍程度、GPD G1を接続した際に性能向上がみられるものになりました。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」は要求される性能、テスト内容が一昔前のゲームになるため、非常にコンパクトなGPD G1であってもデスクトップパソコンでの実施結果に近い、かなり良好なテスト結果を得ることができました。

「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」では同じファイナルファンタジー14であっても、現在のゲーミングパソコンの標準的な性能を要求スペックとするよう改められていますが、それでも十分に快適に遊べるといった結果を残しています。

また「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」ですが、こちらは現在もパソコンで遊ぶには重量級と評価されるゲームタイトルであり、ベンチマーク結果としてはGPD G1を繋いだ状態でも他と比べるとスコアが振るっていません。が、テスト条件にも書いたように最高画質設定での結果ですので、実際にプレイ時に少しグラフィック設定を軽くなるよう調整すれば十分に快適に遊べるはずです。

今回のテストはGPD G1をノートパソコンに繋ぐことでのゲーム性能の向上のテストですが、追加でパソコンの総合性能をスコア化できる「PCMark10」も実行しました。

GPUはゲームだけでなく、ブラウジングや画像や動画の編集でも活用されます。PCMark10ではこうした通常のパソコン操作における快適度を計測するため、GPD G1を繋ぐことで普段使いも快適になるのかを計測してみたというわけです。

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