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世帯年収1,500万円「パワーファミリー」とは? 「パワーカップル」との違いは

マイナビニュース / 2024年6月25日 12時30分

画像提供:マイナビニュース

パワーカップルならぬ、「パワーファミリー」という言葉をご存知でしょうか。世帯年収1,500万円以上の共働き家庭であるパワーファミリーは、インフレや価値観の変化が進む時代の”新たな消費のけん引役”として注目されています。

では、パワーファミリーとは具体的にどのような人たちで、パワーカップルとはどう違うのでしょうか。今回は、パワーファミリーとパワーカップルの違いや、パワーファミリーの消費に対する価値観についてご紹介します。

■パワーファミリーとパワーカップルの違い

収入が多く、消費意欲の高い世帯として注目されてきたパワーカップル。しかし最近では、「パワーファミリー」という言葉も誕生し関心を集めつつあります。パワーカップルとパワーファミリーはどこに違いがあるのか、見ていきましょう。

<パワーカップルとは>

パワーカップルとは、いわゆる「夫婦ともに高収入な共働き家庭」を指す言葉ですが、明確な収入の定義はありません。各機関やメディアによって独自の考え方があり、たとえば、ニッセイ基礎研究所では「夫婦ともに年収700万円以上の世帯」をパワーカップルとして定義しています。

では、一般的な共働き家庭の収入はどのくらいなのでしょうか。総務省統計局の「家計調査報告 (家計収支編) 二人以上の世帯」の2023年調査によると、共働き世帯の1ヶ月の実収入は69万2,685円、年収に換算すると831万2,220円になります。

このうち、「世帯主が夫の世帯」の夫の平均収入は47万475円、妻の平均収入は17万9,939円です。これを年収に換算すると、夫の年収は564万5,700円、妻の年収は215万9,268円です。

パワーカップルに唯一の定義はありませんが、先述のとおり、ニッセイ基礎研究所では「夫婦ともに年収700万円以上」が指標となっています。一般的な共働き世帯と比べてみても、パワーカップルはかなり収入の多い世帯と言えるでしょう。
<パワーファミリーとは>

一方、パワーファミリーとは、日経ビジネスが定義した言葉で、「インフレ下でも消費意欲が衰えず、高い購買力が見込める世帯年収1,500万円以上の共働き家庭」を指します。

総務省の統計によると、夫婦それぞれが年収700万円以上の世帯(世帯年収1,400万円以上)の数は、2023年には40万世帯と10年前から倍増しています。このことから、世帯年収1,500万円以上のパワーファミリーの数も同様に伸びていることが推測できます。

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