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どれだけ知ってる? 教習所で教わらないバイクTips 第45回 意外と簡単? バイク乗りになるために必要なモノとコスト

マイナビニュース / 2024年6月25日 16時0分

定期メンテナンスに必要なオイルやタイヤなどの部品や工賃は、一般的にはバイクの排気量やグレードが上がると高くなります。輸入車は国産車より高いと考えておいた方がよいでしょう。

また、自分だけの愛車を所持するというこだわりや、頻繁に乗る機会や保管場所がないのであれば、レンタルやシェアリングを利用する方法もあります。税金や保険なども不要で、好きなモデルを選べますが、借りる回数が多ければ車輛購入より割高になります。事故や転倒時の補償内容はサービス会社によって差がありますので、事前に確認してください。

そのほか、車両にかける任意保険は年齢が若いほど割高ですが、損害賠償金は高額化しているため、強制加入の自賠責保険だけでは不十分です。たった一度の事故で人生を棒に振らないためにも、必ず加入しておくことをおすすめします。

■まずは「免許取得」を目指し、最初の愛車は「小型車」がおすすめ

ここまで紹介してきましたが、免許の取得や車両、装備品一式の費用、400ccクラス以上の車検代、ガソリン代や税金、保険のほか、オイルやタイヤといった消耗品など、トータルコストはかなり高額になるため躊躇するのも仕方がありません。

しかし、大半のバイク乗りはまず免許の取得から始め、お金を貯めてから車両や装備品を検討して揃えていくなど、段階的に考えていくものです。バイクに乗るようになれば維持費のコスト感も納得できるようになります。

また、メカに強い人なら簡単なメンテナンスはDIYで行えるようになります。自分でエンジン整備やタイヤ交換をしたり、ユーザー車検を行うレベルになると、大幅に維持費を抑えることができます。しかし、こういったベテランたちも最初はバイクをまったく知らない初心者からスタートしています。

最初から無理をして高価なバイクや装備品を揃えようとせず、まずは免許の取得から目指すことをおすすめします。自動車免許を持っていれば教習費用も安く済み、ファーストバイクは125ccや250ccなら維持費も抑えられます。

小型車は車体が軽く、挙動や構造も分かりやすいためバイクの理解が深まります。ギアを使ったパワーの引き出し方も身につくので、慣れてから上のクラスに乗り換えることは決して遠回りではありません。

津原リョウ 二輪・四輪、IT、家電などの商品企画や広告・デザイン全般に従事するクリエイター。エンジンOHからON/OFFサーキット走行、長距離キャンプツーリングまでバイク遊びは一通り経験し、1950年代のBMWから最新スポーツまで数多く試乗。印象的だったバイクは「MVアグスタ F4」と「Kawasaki KX500」。 この著者の記事一覧はこちら
(津原リョウ)



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