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iPadを買うならどれがおすすめ? iPadの賢い見極め方[チップ編] - iPadパソコン化講座

マイナビニュース / 2024年6月27日 11時45分

ちなみに、仮想メモリスワップは、iPadのストレージの一部を仮想的にメモリとして使うことができる機能で、もっとも負荷の高いアプリケーションに最大16GBのメモリを提供します。

○Apple Intelligenceを使う? 使わない?

このように「高負荷な作業をするかしないか」と「一部の機能の使用有無」が従来のiPad(チップ)選びの1つの判断基準だったわけですが、ここに来てもう1つ考えるべき重要な要素が出てきました。それは、これからの時代に多くの人が使うようになる「人工知能(AI)」の利活用です。

2024年6月10日(米国時間)に開催されたWWDC24でAppleは、AIではなく、パーソナルインテリジェンスシステムと呼ぶ「Apple Intelligence」を発表しました。今秋からiPadOS 18にベータ版が英語(米国)で利用可能となりますが、このApple Intelligenceが利用可能なのは「M1以降を搭載したiPad」となっています。つまり、iPad(第10世代)やiPad mini(第6世代)を購入しても、Apple Intelligenceを利用することができないのです。

Apple Intelligenceの日本でのリリース時期は明らかにされていないものの、個人的な予想でいえば1年後、また遅くとも2年以内には日本にもやってくる可能性が高いでしょう。そのため、今iPadを購入する場合は「Apple Intelligenceを使うか」も考えてチップ選びをする必要があります。

もちろん、Apple Intelligenceが出たときに新しい対応モデルを買い直すというのも1つの選択肢ですが、iPadの国内販売価格が年々高くなる昨今は、できる限り1台を長く使い続けたいという人のほうが多いはず。今秋リリース予定のiPadOS 18は2019年にリリースされたiPad(第7世代)やiPad mini(第5世代)もサポートするように、iPadは比較的長い間使い続けることができます。

そのため、Apple Intelligenceをリリース後すぐに使いたいのであればMシリーズを搭載したiPad(iPad Proがオーバースペックに感じるようならば、M2を搭載したiPad Air)を選ぶのが正解となります。チップ以外のポイント(ディスプレイやカメラ等)についても吟味して、自分に最適なモデルを選びましょう。

なお、Apple Intelligenceに対応したiPadやiPad miniが今後登場するのは間違いないでしょう。ただし、次期モデルでそれが実現するかはAppleのみ知るところです。
(水川歩)



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