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「Beelink EQ13」レビュー、電源内蔵でさらに省スペースになったIntel N200搭載ミニPC

マイナビニュース / 2024年6月25日 18時34分

画像提供:マイナビニュース

ミニPCを精力的に展開しているBeelinkから、Intel N200を搭載した小型デスクトップPC「Beelink EQ13」が登場しました。昨今注目されているN100搭載ミニPCに近いお手頃価格や省電力性能はそのままに、少しパワーアップした新作です。

今回はサンプルを試用する機会に恵まれたので、さっそく実機レビューをお届けします。

スタイリッシュな新設計ボディは「電源内蔵」がうれしい

Beelinkの同クラスの製品としてはN100搭載の「EQ12」が約1年前に発売されています。Amazon.co.jpにおける6月25日時点の販売価格はEQ12が30,800円、EQ13が43,800円(クーポン適用後)と価格差があるのですが(どちらもメモリ16GB/SSD500GBの構成)、Beelink公式サイトでドル建ての価格を見ると実はEQ12もEQ13もまったく同じ259ドル。

つまり、現状では輸入時期の違いから円安の影響で国内価格に差が付いているものの、本来N100搭載モデルと変わらない価格でN200搭載モデルが手に入る可能性を秘めているということで、今後の値動きに注目です。

気になる性能をチェックする前に、外観や付属品についても触れておきましょう。この手のミニPCではスペックの異なる複数の機種で共通のボディを使ってコストカットしているのが常ですが、EQ13はEQ12と異なる新設計のボディを採用しフルモデルチェンジしています。

外観をぱっと見て分かる違いとしては、側面の通気口が無くなり底面+背面に集約され、前面のデザインも変わり、全体的に要素が整理されスタイリッシュになった印象。USB Type-C端子が背面から前面に移されたのも、通常のPCとして利用する場合には重宝しそうです。

そして、約126×126×39mmというコンパクトなボディに電源を内蔵したことにも注目。EQ12ではACアダプタが必要でしたが、これで配線もスマートになり、ミニPCならではの省スペース性に磨きがかかりました。

本体内部にアクセスするには、裏返して四隅にあるゴムキャップを取り外してからネジを外します。ベアボーンキットで提供される機種ではないので、分解のしやすさはさほど重視されていないのかな?と思いきや、ネジを取ったあとに裏蓋を引き上げるためのつまみがご丁寧に用意されているのはちょっと不思議な作りです。

裏蓋を取ると、左側にSO-DIMMのDDR4メモリスロット(1枚)、右端に内蔵電源ユニットが見えます。中央に鎮座する大きな黒いヒートシンクを外すとM.2(Type 2280)SSDが現れ、隣に空きスロットが1つあります。標準搭載されるSSDは1枚ですが、2枚搭載することを前提にした位置・サイズのヒートシンクが備わっているのは増設時にありがたいところ。

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