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AOKI、2024秋冬はカジュアルラインを強化 - 需要が高まる「疲労回復ウェア」も拡大へ

マイナビニュース / 2024年6月28日 10時21分

画像提供:マイナビニュース

AOKIは2024年秋冬商品の展示会を開催しました。同日行われたメディア懇親会には同社代表取締役社長 森裕隆氏が登壇し、2023年の振り返りと2024年の方針について語りました。

■生き残りをかけた取り組みが功を奏した2023年

新型コロナウイルスの分類が5類に移行され人々の生活にも変化が現れた昨年、働き方やライフスタイルの多様化、ワークライフバランス意識の浸透などの影響により、消費者ニーズもさらに多様化が進行したと森氏は振り返りました。アパレル市場においては、コスパ重視派と品質志向派の二極化が顕著になり、健康志向の高まりに伴うウェルネスウェア市場の拡大もみられたといいます。

そのような市場環境の中同社は、2023年を"生き残りをかけた1年"として、ユーザーニーズに合わせた商品開発、店舗DX化・省在庫化などによる店舗運営効率の改善、物流インフラの再構築に向けた戦略的投資などを実施、結果として5年ぶりの売上高1,000億円を達成し、1店舗あたりの売上高においても過去10年で最高の好業績をおさめました。
■2024年は"飛躍の年"を目標に挑戦を続ける

2024年については、"生き残りの2023年"から"飛躍・進化の2024年"にすべく「新しいものにどんどん挑戦していきます」と力を込めます。

具体的な計画については、多様化するユーザーニーズを満たす、高品質・高機能な商品設計、需要の高まりをみせる疲労回復ウェアの拡大、女性ワーカー向け商品の強化といった「商品企画の仕掛け」を実施。さらに、取り置き予約サービス開始やWEBチャットスタイリングサービスの強化など「OMO推進による顧客体験の向上」、ビジカジ専門店 ORIHICAの出店強化による「マーケットシェア拡大」といった取り組みに重点を置くことを明かしました。

森氏は、創業以来65年間で培ってきた同社の「スーツを作る・スーツを販売する力」を武器に、新たな視点も柔軟に取り入れることの重要性を強調します。変わらぬことと変わること、双方を大事にしながら多様化するニーズに応えたサービスを提供することで「お客様に満足していただける、そんな会社にしていきたいという想いです」と締めくくりました。
■多様化するニーズに応え「商品力」を磨き続ける

森氏のメッセージの中で繰り返し登場したキーワードに「商品力」がありました。いくら販促に注力し店舗の運営効率を上げても「商品力を磨き上げなければ購入にはつながらない」という言葉に込められた信念は商品からも伝わります。

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