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リビングにテレビが無い時代の「小型パソコン」を「mouse CA-A5A01」で模索してみた

マイナビニュース / 2024年6月26日 18時15分

そんなこんな諸々のことを体験して「インタフェースとして頼りになるのは結局PC」と悟った私だった。大画面テレビの脇にPCを置いてHDMIで接続して入力を切り替えればPCのディスプレイとしてもテレビとしてもそのまま流用できる。4K対応なので解像度も3840×2160ドットとPC用ディスプレイとして十分すぎるし、私の所有しているテレビは垂直同期クロックが120Hzなのでゲーム用としても対応できる。

とはいえ、テレビの脇にPCを置くなら譲れない条件がある。それは、とにかく小さいこと。くつろぎの場であるリビングでPCの存在感を主張しないことが望ましい。
質実剛健で必要十分なスペック

マウスコンピューターの「mouse CA-A5A01」は、本体サイズが幅194×奥行き150×高さ28mmとコンパクトにまとまっている。加えて標準で2種類のスタンドが用意されているのもポイントだ。1つは本体を縦置きできるスタンドで、これを使えば幅73×奥行き153×高さ219mmとなる。もう一つはVESAマウンターで装着すると幅451×奥行き238×高さ149mmとなるが、VESA規格に合わせたネジ穴が用意されているので、ここに標準付属のネジを使って大画面テレビの背面に本体を固定できる。

ボディが黒塗りパネルのワンポイントに赤いラインをあしらうなど、クールな印象のデザインなので、コンパクトなインテリアのように大画面テレビの脇になじむだろう。

本体搭載のインタフェースは正面がUSB 3.0 Type-C 1基にUSB 3.0 Type-Aが2基、USB 2.0 Type-Aが2基、そして、SDメモリーカードリーダーを備え、背面にはUSB 3.0 Type-Aが2基、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T有線LAN対応のRJ-45、マイク端子、ヘッドホン端子を用意している。

この本体搭載インタフェースの種類を見ると、このコンパクトなPCの仕様はとてもよく考えられているように思える。まず、USBの規格がType-CにしてもType-Aにしても3.0を採用する。3.2でも3.1でもない。そして、その数はType-Cが1基で他は正面の2基、背面の2基ともType-Aだ。正面にはType-Aはもう2基あるが(なので正面には4基のType-Aを用意していることになる)、それに至ってはUSB 2.0に対応する。また、カードリーダーはSDメモリーカードに対応する。こちらも最新の薄型ノートPCでは採用例が減少しているが、実はデジタルカメラのメディアとして未だ現役で、PCに差す機会が多いデバイスだ。

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