海底で熟成! 愛知県常滑市のふるさと納税返礼品「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」とは?
マイナビニュース / 2024年7月9日 14時0分
愛知県の南西部に位置する知多半島の西岸部にある常滑市(とこなめし)は、「常滑焼」をはじめとした「焼き物」と、東海地方の空の玄関「中部国際空港セントレア」を有する「空」、東海地方最大の人口海浜「りんくうビーチ」がある「海」のまち。
今回紹介するのは、常滑市の返礼品「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」です。同市の地酒を伊勢湾海底に半年ほど沈めて熟成させて完成させた新銘柄の清酒とは、一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」の特徴や事業者のこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
○常滑市の返礼品「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」について
・返礼品名:伊勢湾竜宮熟成酒「たまてばこ」
・提供事業者:合同会社井上屋
・愛知県常滑市錦町3丁目511番地
・内容量:720ml
・寄附金額:3万円
「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」のふるさと納税の寄附金額は3万円。伊勢湾海中の天然冷蔵庫で熟成させた唯一無二の天然熟成酒が届く返礼品です。
常滑市の老舗酒造「澤田酒造」の代表銘柄「純米白老」の熟成前清酒を、常滑沖の水深7メートルの海底に沈めて半年間寝かせて熟成。海水と木曽川から流れ込む淡水が混ざって変化する水温や、海流や重力などの海からのエネルギーが作用して、通常と比べて5~10倍ほど日本酒の熟成が早いのだそう。
海中で熟成された日本酒は、マクロレベルで酸素含有量が多くなり、ふくよかな口当たりと心地良い舌触り、まろやかな心地よさを感じられます。常温、冷やで飲むのがおすすめとのこと。
「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」のロマンを感じられるよう、海底から引き上げられた熟成酒は、海中での付着物(貝・海草など海からの贈り物)をそのままに箱詰めされます。熟成中に赤外線からの影響を避けるため、茶色の瓶で、蓋はロウ栓を使用することで、海水で錆びないような工夫が施されているのだそう。
パッケージにもこだわりぬいています。市内の小さな藍染め屋さんが、自然の色とは思えないほど美しく神秘的な天然藍を使用し、「知多藍」と呼ばれる伝統技法を使って丁寧に染め上げた、特別な風呂敷で包まれて届きます。
日本六古窯の一つである千年の歴史を持つ「常滑焼」の器との相性も抜群! 地元の銘酒と器で味わうのもおすすめなのだとか。
○「伊勢湾竜宮熟成酒『たまてばこ』」が返礼品になった経緯
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