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櫻井翔と玉山鉄二のスーツはオーダーメイド 『笑うマトリョーシカ』Pが明かすビジュアル面でのこだわり

マイナビニュース / 2024年6月27日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

6月28日にスタートするTBS系金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(毎週金曜22:00~)のプロデューサーを務める橋本芙美氏にインタビュー。現在と過去が交錯し、複雑な人間模様が描かれる本作の演出や、制作の舞台裏について聞いた。

早見和真氏の同名小説を原作とする本作は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)と有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。『夕暮れに、手をつなぐ』『プロミス・シンデレラ』『危険なビーナス』など、数々のTBSドラマを手掛けてきた橋本芙美氏がプロデューサーを務める。

――いよいよ放送目前ですが、演出面でこだわったところはどんなところでしょうか。

メインキャストである道上、鈴木、清家の衣裳や髪型には、特にこだわりました。道上については、原作ではビジュアル面はあまり描かれておらず、離婚歴があり子供がいるという設定もオリジナルでつけさせていただいたので、忙しくてファッションには多少無頓着だけど身だしなみはきちんとしている人、探究心を持って真実を求める人間をビジュアル的にどう表現するかは監督と水川さんともたくさん話をしました。現役の記者の方への取材で得た情報を水川さんに伝えたところ、サコッシュのような小さい鞄をさげてそこに記者グッズを入れている感じがいいのではないかとアイデアをいただいて、実際に取り入れています。清家と鈴木は、政治家と秘書としての説得力と、とにかくこのお2人の佇まいがカッコよく見えるためのビジュアル作りには特にこだわりたく、オーダーメイドを監督にリクエストしました。それぞれ採寸して生地の色味もたくさんの候補から厳選してスーツを作りました。中でも清家は、政治家としての格もありながら親しみやすさも表現できるように検討を重ね、青の色味の生地を選びました。また、自然体で日本の政治家にはあまりいないタイプにしたいという監督のこだわりから、前髪も空気感を大事にしたふんわり下ろす髪型にしています。

――清家たちの過去を描いた回想シーンもたくさん出てきますが、映像面で工夫したことなどはありますか。

このドラマは、回想シーンがすごく難しいんです(笑)。鈴木が思う回想と、道上が清家の自叙伝「悲願」を読んで想像したイメージの回想が混在するので、そこで視聴者が混乱しないようにしなければならないなと。例えば映像の色味もほんのり印象が変わるようにカメラテストをしてみんなで相談しながら決めました。それとは別に、学生時代の清家、鈴木、佐々木を演じる青木柚さん、西山潤さん、濱尾ノリタカさんもすごく熱心で、回想シーンの3人が、大人になった3人にちゃんとリンクできるように、それぞれ櫻井さん、玉山さん、渡辺大さんの撮影現場に見学に来て演じ方を研究したり、話を聞いたりしていました。学生時代の3人にもぜひ注目していただきたいです。

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