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学園祭の支払いも「PayPay」! 横須賀高校で導入、ほぼ完全キャッシュレスを実現

マイナビニュース / 2024年6月28日 13時27分

画像提供:マイナビニュース

キャッシュレス決済の浸透が順調に進んでいる。6月22日~23日に開催された神奈川県立 横須賀高等学校の学園祭では、支払いにキャッシュレス決済サービスの「PayPay」を導入。約95%の支払いにPayPayが利用されたという。

○総来場者の約95%がPayPayを利用して支払い

神奈川県立 横須賀高等学校(以下、横須賀高校)は、6月22~23日の学園祭「菖蒲祭」にPayPayを導入し、支払いを原則PayPayのみとする完全キャッシュレス支払いで運営した。

2日間で総来場者数・約5,900名のうち、PayPayでの決済比率は約95%に達した。残る約5%は、高齢者や子どもなどのスマートフォンを所持しておらずコード決済に対応できない人に向けて発行された「金券」だ。

○生徒も来場者もキャッシュレス決済の利便性を高く評価

校門付近には「お支払いはPayPayでお願いします」というメッセージとともにPayPayの"のぼり"が掲げられ、現金決済に対応しない周知を徹底。PayPay決済が初めてという人に向け、生徒達がアプリのダウンロードやチャージの仕方、レジでの支払い方をレクチャーしていた。

屋台や模擬店での支払い方法は、ユーザーがスマホでQRコードを読み取り、会計金額を入力して画面を見せ、確認が取れたら支払うボタンを押す、いわゆる「スキャン支払い」。決済端末が不要で手軽に導入できるため、小規模店舗や移動型店舗などでもよく導入されている。

支払い側の生徒らは慣れた手つきでPayPayを利用して決済を行っていく。多くの生徒がコード決済を利用しているそうで、普段はコンビニや銀行でチャージを行うか、保護者から入金を受けているという。開場当初、販売側の生徒らはぎこちない面も見えたが、来場者への対応を続ける中で使い方に慣れ、あっという間に順応していた。

2年生の中村友哉さんは「現金で決済をすると小銭が増えてお釣りの管理が面倒になりますが、PayPayだと事前入金は必要になるもののその手間がなくなるので、すごいと思います。ただ高校生は普段から普段から使い慣れていますが、小さい子どもやご年配の方は『バーコード支払い』をすることはあってもスキャン支払いをする機会はあまりなく、慣れていない方が多いと感じました」と、接客時の感想を話した。

PayPay支払いは、来場者からも概ね好評だ。生徒の親世代もまた、コード決済を普段から活用してるという。

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