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夏ボーナスは過去最高水準! でも「お小遣いが増えていない」人の割合は?

マイナビニュース / 2024年7月1日 10時5分

画像提供:マイナビニュース

ソニー損害保険は6月26日、「ボーナス時期お小遣いに関する調査」の結果を発表した。調査は2024年5月20日~5月28日、20~50代の持ち家で火災保険に加入しているお小遣い制の人800名を対象にインターネットで行われた。
○2024年夏のボーナス水準は過去最高、初めて80万円台に

一般財団法人 労務行政研究所による東証プライム上場企業の2024年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査によると、全産業114社の平均金額は「84万6,021円」と、2023年と比較して4.6%増加しており、1970年の調査開始以来、夏季一時金では初めて妥結水準が80万円台を上回ったことが判明した。

近年のボーナス水準を振り返ると、2021年はコロナ禍の影響を受け「71万397円」と減少傾向にあったが、2022年は「76万5,888円」、2023年は「79万4,008円」と増加傾向。そして2024年は、80万円台を突破し「84万6,021円」となった。増加の背景には、コロナ禍によるマイナスの影響が薄らいだことや近年の物価高による企業の対応が考えられる。

○お小遣いが増えていない人は85%以上、30代のお小遣い額が最も低いことが判明

値上げラッシュが始まる前の2020年と比較して、8割以上(86.6%)の人がお小遣いが増えていないことが判明し、増えていない人のうち、「変わらない」人は70.0%、「減った」人は16.6%という結果になった。またお小遣いの平均額は27,735円となり、約半年前に実施した前回のお小遣い調査と比較すると、18円増加(+0.06%)とほぼ変動していなかった。

また、お小遣い額の男性平均は29,284円、女性平均は26,186円と、男性の方が若干高い傾向にある。年代別でみると、20代が29,669円、30代が24,473円、40代が29,890円、50代が26,910円となり、30代のお小遣い額が低い傾向にあることがうかがえる。

○2024年夏のボーナスの使い道は「預金」「生活費の補填」が上位

ボーナスの使い道は「預金」が42.4%と最も多く、次いで「生活費の補填(29.5%)」といった結果に。なかには株式投資・NISAなどの「資産運用(14.6%)」、「ローン等の返済(14.1%)」も一定数おり、将来を見据えて貯蓄・投資や普段の生活費の足しにする傾向にあることがわかる。「車やバイクの購入(3.8%)」、「ブランド品の購入(4.1%)」、「海外旅行(4.9%)」などの高額な支出や贅沢品の購入は控えていることが結果からうかがえる。

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