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木戸大聖、先輩で社長の小栗旬から刺激「追いかけたい」 俳優業への思いや転機も語る

マイナビニュース / 2024年7月1日 7時0分

その後、テレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』やTBS系ドラマ『9ボーダー』などでも存在感を示して話題に。木戸自身、地上波の反響の大きさを感じ、代表作の上書きもできているのではないかと手ごたえを感じている。

「テレビ離れと言われていますが、やはりドラマを見ている方はしっかりいますし、リアルタイムで反応がわかるというのはテレビドラマならではだなと思います。『ゆりあ先生』や『9ボーダー』をきっかけに知ってくれて、後から『First Love 初恋』を見るという方もけっこういるので、そういう意味では上書きできているのかなと思います」

飛躍を遂げる中、自身の成長や変化はどのように捉えているのだろうか。

「毎回演じる役も違い、共演する方もスタッフさんも違うので、毎回作り上げて、クランクアップしたらそれを壊してまた0から積み上げるという作業をしていますが、その繰り返しによって、今までテレビで見ていた方とお芝居するときの度胸や、ぶつかっていく精神力は得られたと思いますし、積み上げていくスピード感も少しずつ変わってきたと思います」

特に緊張した先輩俳優として、『万博の太陽』(テレビ朝日)で共演した唐沢寿明を挙げ、「負けちゃダメだと思いましたが、昔から見ていた方なので緊張しました(笑)。でも役柄的に自分のお見合い相手のお父さんで、緊張があってよかったので、 そこは逆に生かせていたかなと思います」と振り返った。

視聴者として作品から力をもらってきた木戸が、多くの人に力を与える立場に。

「いろんな方が作品を見てくださって、『仕事が大変だったけどドラマを見て楽しめました』とか『また頑張ろうと思いました』といった感想をくださると、日々の癒やしになるんだなと。自分もドラマが大好きで、毎週の楽しみで育ってきたので、そういう力がお芝居にはあると思うと、もっともっと頑張りたいと思いますし、自分が力をもらってきた側から与える側、そして与えていかなきゃいけない側になったんだなと思います」

●自然体を大切に 負けず嫌いな性格も明かす

写真集でさまざまな表情を見せている木戸だが、ブレない自分らしさとして“自然体”を大切にしているという。

「お芝居も『何も意識せず自然体でいるのが一番いいよ』と言われることが多いんです。役を演じているけど、ちゃんと自分のフィルターを通して、自分とかけ離れたものをやろうとせず、そこにいるほうが良さが出るということだったので、どんな髪型やどんな景色、どんな時間帯だとしても、自分が旅を楽しむとか、ちゃんと自分でいてカメラを意識しすぎないようにしています。かっこつけている自分は嘘だなと思うので」

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