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ロマンスカーミュージアムで謎解きゲームを体験 - カシオのスマホアプリを活用、街の魅力に触れる仕掛けも

マイナビニュース / 2024年7月1日 13時49分

――立地的にも駅を出てすぐの目に留まりやすい場所ですし、館内の様子を見ても地元の方を中心にさまざまな方が訪れる場所になっていそうですね。

――その点で言えば、この謎解きゲームも鉄道好きに限らず幅広い層に楽しんでもらえる内容になっていると感じましたが、あえて言えば「こんな人に遊んでもらいたい」というターゲットはありますか?

小泉:友人同士や恋人同士はもちろん、実際にやってみて「これから親しくなりたい人」にもすごくいいんじゃないかと思いました。クイズを一緒に考えたりとか、自然とコミュニケーションができるじゃないですか。絆が深まったり、意外と知らない一面が見られたりもしそうです。

――たしかに会話のきっかけになるというか共通の話題ができるので、互いのことをまだあまり知らない間柄でも話しやすそうですよね。ストーリーのテーマも「恋物語」でした。

小泉:ロマンスにちなんだストーリーというだけでなく、実は歴代ロマンスカーと関係のあるキーワードなどもあって、鉄道ファンの方だと「おっ」と思う部分もあるかもしれません。深いところまで考えてくださった謎解きだなと思いました。

――ストーリーや問題の作成はどういった体制で行われたのですか?

青田:謎解き制作会社のRiddleTimezさんがギミックとストーリーの草案を考えてくださり、カシオではその謎を活かしながら没入感のあるストーリーに仕上げていきました。

――これまでのMEGURUWAYの導入事例としては自治体などによるデジタルスタンプラリーが多く、謎解きゲームという形式は今回が初めてかと思います。どんなところを工夫されましたか?

青田:やはり謎解き自体はアナログ的なものだと思うのですが、そこにソフトウェア・アプリケーションというデジタルのものを絡めることで、より何か面白い体験になればいいなというところはすごく工夫しました。周辺エリアの実際にあるオブジェや看板を使ったり、スマートフォンのカメラやセンサーを使ったギミックを入れたり、デジタルとアナログの掛け合わせで普段あまりない体験を提供できたと思います。

――『ロマンスカーと不思議な恋物語』を実際にプレイしてみて、ミュージアムのコンテンツでありながら館内を見て回るだけでなく外に出て街の魅力に触れる時間が長く取られていることに驚きました。ロマンスカーミュージアムの取り組みとして、地域を盛り上げていくことも重視されているのでしょうか?

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