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「なぜか読書ができない」社会人必読の一冊 ― 20代~30代が今読んでいるビジネス書ベスト3【2024/6】

マイナビニュース / 2024年7月1日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

ビジネスパーソンが“今読むべき本”を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計117万人のユーザーに活用されています。

この記事では、flierを利用する意識の高いビジネスパーソンの中でも特に、20代~30代のユーザーが今、リアルに読んでいる本とその傾向を紹介します。同世代のビジネスパーソンは今、どんな本を読んでいるのでしょうか? なぜその本が選ばれたのでしょうか? 気になった本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
○「忙しいから」だけじゃない、本が読めない根本的な理由がわかる本

6月は、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆、集英社)が2位以下を大きく引き離して堂々の1位。本書のタイトル同様の思いを抱えている、マイナビ世代の姿を反映した結果となりました。

ちょっとした時間ができたとき、スマホは見ても本を読まないのはなぜでしょうか? よく現代人の「活字離れ」が取りざたされますが、みんなネット記事は読んでいるはず。(今あなたもこの記事を読んでいますよね!)

ではネット記事と本は何が違うのでしょうか? 本書では「ノイズ(偶発性)」の存在を指摘します。ノイズとは、予期しない展開や自分に関係のない話題。読書で得る知識にはノイズがありますが、ピンポイントな「情報」を提供してくれるネット記事には存在しません。余裕なく働いている人にとって、ノイズは役に立たない邪魔なものともいえるでしょう。

本書では近代以降の日本における働き方を振り返りながら、「どうしたら本を読めるようになるか」を探っていきます。「本を読みたいと思っているのに読めない……」という方におすすめの一冊です。
○幸せ基準の「タイパ」がわかる本

2位は『このプリン、いま食べるか? ガマンするか?』(柿内尚文、飛鳥新社)がランクイン。

たとえばあなたが大のプリン好きで、たまたま入った喫茶店に美味しそうなプリンがあったとします。ですが、タイミングの悪いことに今はダイエット中で甘いものは控えている……。こんなときどうしますか?

本書では「時間のポートフォリオ」を使い、「どんな時間を過ごしたいか」を軸に行動を決めていきます。時間のポートフォリオは「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」の4つの時間に分けられます。もし「幸福の時間」を選ぶなら「いまプリンを食べる」、ガマンしてダイエットを優先するなら未来の自分への「投資の時間」を選ぶことになります。

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