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SOMPOとRIZAPが資本業務提携 - 保険や介護で新サービス開発

マイナビニュース / 2024年7月2日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

SOMPOホールディングスとRIZAPグループは1日、共同記者会見を開催。両社が掲げる「誰もがウェルビーイングを実感できる社会の実現」に向けた資本業務提携契約(6月7日締結)の具体的な取り組みについて説明した。日本最大級のヘルスケアプラットフォームをつくり、新しい生命保険、介護、ヘルスケアなどのサービスを提供していく考えだ。

○■どんなサービスが実現する?

この度の資本提携では、第三者割当による新株発行によりSOMPOホールディングスからRIZAPグループに約100億円、RIZAPに約200億円の合計300億円が出資される。

業務提携の内容としては、SOMPOグループの損保、生保、介護事業データとRIZAPグループのライフログ、指導のウハウを組み合わせることで、利用者のニーズや健康状態に即した新サービスを開発。

SOMPOグループの保健事業に加えて、介護事業やヘルスケア分野などでRIZAPの事業活用も含めて協業を推進していく。両社は”身体・精神・社会的な健康寿命の延伸を目指した資本業務提携”としている。

SOMPOホールディングス グループCEO取締役代表執行役社長の奥村幹夫氏は「健康に関わるサービス・顧客基盤・データを有するRIZAPとの協業によって、ウェルビーイング事業における『つなぐ・つながる』戦略の実現を加速したい」と意気込む。

「たとえば損保ジャパンでは、自動車保険などを利用されている保険契約者の方が約2,000万人ほどいらっしゃいます。高齢化社会ですので、健康に不安を抱えている方も少なくない。そこで私たちが運営しているデジタル接点のSOMPO Parkを通じてchocoZAP(チョコザップ)のサービスをご案内する。さらにSOMPOひまわり生命のInsurhealth(インシュアヘルス)とつなぐことで、新たな価値を生み出す事業基盤を創造します。またInsurhealth(利用者約160万人)、Growbase(同約150万人)の輪のなかにchocoZAP(同120万人)が組み込まれることで、お客様が定期的にアプリを開くようになり、当社デジタル接点へのアカウント登録、来訪頻度の向上も期待できます」(奥村氏)

利用者の健康維持のため、日々の運動を促すツールとしてもchocoZAPを活用。健康になるためのフィットネス、および動的データを取得・蓄積することで、利用者の健康寿命の延伸につなげていく。

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