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宇宙から飛来する最高エネルギー宇宙線の正体は重い原子核の可能性、東大などが推定

マイナビニュース / 2024年7月2日 15時21分

ただし、今回のデータ解析は、重要な仮定として起源天体の分布が宇宙大規模構造に従ったものであるため、その仮定が間違っている可能性なども検討する必要があるともしている。

なお、今後については観測イベントを増やすべく、現在のTA実験の観測エリアの南北に検出器の増設を進め、地表検出器をさらに500台追加の全体1000台とし、検出面積を従来の4倍となる3000km2とする「TA×4計画」が進められており、2019年より一部が完成し、稼働が行われているとするほか、イベントごとに個別の粒子種決定も行っていきたいとしており、すでに大阪公立大の研究チームが2値分類DNNモデルを用いて陽子か鉄かを判定するAIモデルの開発を進めるなど、複数の研究チームがAIを活用した分類判定モデルの開発を進めているとのことで、こうした分類ができるようになると、その粒子がどこから来たのかをピンポイントで決めることができるようになるとのことで、そうした取り組みを進めることで、宇宙の極高エネルギー現象との関連性の解明などにつなげていきたいとしている。
(小林行雄)



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