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窪塚愛流、20歳は「挑戦の年」 初舞台への意気込み語る 将来的には「変幻自在な俳優になりたい」

マイナビニュース / 2024年7月5日 11時30分

○「新たな窪塚愛流を受け取ってほしい」

脚本を読み、物語に惹かれたことも窪塚の背中を押した。戦場にいる兵士を描きながらも、演じる役柄に等身大の若者としての共感を覚えたという。「今日本に住んでいて、僕自身、“戦争が起こる”ということに対して現実的に想像したことはありませんでした。でも劇中に『あのコンビニってまだあるかな』というセリフがあるんですが、それを読んだ時に『もし今の自分が兵士になったとしたら、同じような気持ちになるのかな』と思いました。自分だったらどうするだろう、どういう考えを持つだろうかと、頭にシーンを思い浮かべたり、役に寄り添いながら脚本を読むことができました」と正面から役柄に向き合い、全力を尽くして演じたいと話す。

覚悟を決めた今、「恐怖よりも、楽しみの方が大きくなっている」と目を輝かせた窪塚。「舞台は自分の全身を使って、画面を通さずに直接お客さんに芝居を届けられる場所。舞台を観に行くと目の前で役者の方々が生き生きとお芝居をしていることに僕自身も胸が熱くなります。また、カーテンコールの瞬間も大好きです。これまでの積み重ねや、皆さんの絆や情熱を感じて、ものすごく感動します」と魅力を口にしながら、「二人芝居という環境も、観客の方々がきっと集中して僕たちを見つめて、一緒にその世界観を楽しんでくれるものになるのかなと想像します。グッと僕たちの世界に引きずりこめたらいいなと思っています」と熱弁。

続けて「これまでの僕は、画面の中でいかに芝居を届けられるかということで、精一杯でした。ですがこれまで出演作品を重ねて、『体の周りだけではなくて、空間全体を使って芝居をする』ということが今の僕のモットーになっています。舞台ならば、会場全体を意識して演じることになります。僕の新しい挑戦、また新たな窪塚愛流を受け取ってほしい」とやる気をにじませる。

●話題作への出演続く現状に感謝「縁に恵まれている」

昨年の10月3日に20歳の誕生日を迎えた窪塚だが、その20代の幕開けは嶽本野ばらによる同名小説を篠原哲雄監督が映画化した『ハピネス』で主演を務め、本作では舞台初出演を果たすなど、“初めて”にあふれた希望に満ちたものとなった。20歳としての1年を「挑戦の年」と位置付けた窪塚は、「ある意味、自分が試されている時期。今を大切に、どの仕事も毎回ホームランを打つつもりで臨みたい」とキッパリ。役者という仕事に、とことんのめり込んでいる。

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