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【熱中症対策】寝るときのエアコン冷房、「切タイマー」と「つけっぱなし」快適なのはどっち? - ダイキンが解説

マイナビニュース / 2024年7月5日 13時13分

熱中症を予防するためには、睡眠をしっかりとって体を回復させることが大切。熱帯夜の暑さで目が覚めてしまったり、寝付けなくなったりすると、「睡眠の質」が低下して体を十分に回復させられなくなってしまうことも。「翌日に疲労と熱中症リスクを持ち越さないためにも、過ごしやすい睡眠環境づくりを意識して、質の良い睡眠がとれるように心がけましょう」と三宅氏は述べている。

また、熱中症リスクを考えるうえで見落とされがちなのが「湿度」。室内の室温が高く、汗が蒸発しづらくなると体の熱をうまく逃がせなくなり、体の中に熱がこもりやすくなってしまうという。三宅氏は「蒸し暑い夜にはエアコンで冷房や除湿をするなど、温度や湿度管理にも注意をしてみてください」とアドバイスしている。
○熱帯夜にも役立つ上手なエアコンの使い方のヒント

快適な空間づくりには「温度」だけでなく「湿度」を調節することも大切だという。湿度が20%変われば体感温度は約4度変わるといわれている。ダイキンが試験室で行ったサーモグラフィによる可視化検証試験では、温度28度、湿度85%の環境で皮膚温度の上昇を確認した後、温度は変えずに湿度を60%にすると、被験者12名のうち10名の手部や顔部の皮膚温度が顕著に低下する結果となった。

室内の温度や湿度が上昇すると、熱中症への警戒が必要なWBGTに達する場合がある。室温が高く湿度も気になる場合には、エアコンを使って温度や湿度をコントロールすることが大切。
○夏場の睡眠時のエアコン、ダイキンは朝まで「つけっぱなし運転」を推奨

睡眠時にエアコンをつけっぱなしにすることへの抵抗感から切タイマーを使う人は多いかもしれない。そこでダイキンは、神奈川県横浜市にある一般の住宅において、朝までエアコンをつけっぱなしにする「つけっぱなし運転」と切タイマーを使って就寝3時間後にエアコンを切る「切タイマー運転」それぞれで室内のWBGTの変化を計測した。「つけっぱなし運転」ではWBGTに大きな上昇は見られなかったのに対して、「切タイマー運転」の場合はエアコン停止後にWBGTが徐々に高まる結果となった。(調査結果はあくまでもひとつの目安。住環境や気温などによって結果は変わる)

就寝中にエアコンがオフになると、明け方にはWBGTが熱中症への警戒が必要とされる値まで達する可能性がある。気温や湿度の高い日は適度な温度設定で、朝まで「つけっぱなし」にした方が快適な睡眠につながるといえそうだ。
(Yumi's life)



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