1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

AWS、クラウド移行支援サービスに公共向けパッケージを追加

マイナビニュース / 2024年7月5日 14時56分

画像提供:マイナビニュース

AWSジャパンは7月5日、企業・組織がシステムをクラウドに移行することを支援するサービス「AWS ITXパッケージ ファミリー」最新版に関する記者説明会を開催した。

最新版では、既存の「ITX for Cloud Native」と「ITX for MCP Partner」がアップデートされたほか、公共機関のクラウド移行を支援する「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ 公共版(ITX for PS)」が追加された。
「AWS ITXパッケージ ファミリー」の概要

執行役員 パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏は、「顧客と対話する中で、システムをクラウドに移行する際にさまざまな課題があることがわかってきている。こうしたクラウド移行に伴う課題を解決するため、ITXパッケージの提供を開始した」と説明した。

同サービスは2021年に提供開始、その後も顧客の要望に応える形でブラッシュアップされてきた。最新版は2024年6月にリリースされた。最新版は「ITX for Cloud First」「ITX for Cloud Native」「ITX for
MCP Partner」「ITX Lite」「ITX for PS」の5つのプログラムで構成される。

「ITX for Cloud Native」のアップデート

「ITX for Cloud Native」は、クラウドネイティブな技術を活用した移行を支援し、検討・評価・準備・移行の4つのフェーズでプログラムを提供する。

今回、評価フェーズで「データプラットフォーム検討支援」を、また、準備フェーズで「生成AI活用ワークショップ」を提供されることになった。

「データプラットフォーム検討支援」としては、AWSの専門チームが顧客の現行データ基盤を分析し、モダナイゼーションのポイントやTo-Beアーキテクチャ案を提示する「DPMODA (Data Platform Modernization Assessment)」を実施する。

瀧澤氏は、同サービスを提供する理由について、「従来型データをそのままクラウドに移行すると、システムの効果を出せない可能性があるから」と説明した。

現行データ基盤の成熟度を把握することで、データプラットフォーム戦略策定に生かす。、To-Beアーキテクチャの検討を通して、単純移行にとどまらず、クラウドでの機能強化のヒントを提供するという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください