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AWS、クラウド移行支援サービスに公共向けパッケージを追加

マイナビニュース / 2024年7月5日 14時56分

「生成AI活用ワークショップ」では、6週間を目安にアジャイル型のインタラクティブなワークショップ「Innovation EBA (Experience Based Acceleration)」を提供する。同プログラムでは、AWSのサービスを使いながら生成AI のユースケースを体験できるという。
「ITX for MCP Partner」のアップデート

「ITX for MCP Partner」は、AWS移行コンピテンシーパートナー(Migration Competency Partner:MCP)が提供しているプログラムと、ITトランスフォーメーションパッケージが提供していたプログラムを組み合わせたもの。

MCPは、調査から計画、移行、運用までのすべてのフェーズにおける専門知識、豊富な実績やソリューションを持つことを認定されたAWSパートナー。

当初、同プログラムを提供しているMCPはSCSKのみだったが、クラスメソッド、富士ソフト、NHNテコラス、TIS、TOKAIコミュニケーションズ、CTC、サーバワークスが加わった。
「ITX for PS」の詳細

「ITX for PS」は、公共領域においても求められるシステムのモダナイゼーションや公共分野特有の要素への対応を中心に、従来のITXを拡張して、「システムのモダン化支援」「公共専門の分野に関するクラウド活用支援」「データ・生成AIの活用支援」を提供する。

瀧澤氏は、「公共機関には、調達や予算策定など、民間企業とは異なるプロセスが存在する。また、クラウド移行にあたっては、モダナイゼーションも進める必要があるが、それをどう進めるかが課題となっている。ITX for PSでは、公共ならではのクラウド移行にまつわる課題を解決する」と述べた。

下図を見ていただけばわかるが、同プログラムでは、公共では前年度にも準備が必要だとして、複数年にわたる内容となっている。

システムのモダン化支援

モダナイゼーションに向けたアセスメントプログラムとしては、以下が用意されている。

クラウドエコノミクス:運用生産性の向上など単純な利用コスト比較にとどまらないクラウド移行によるTCO分析を行う
モダナイゼーションアセスメント:特定業務システムのTo Beアーキテクチャを検討してモダン計画のインプットとする
アプリケーションポートフォリオアセスメント:移行対象システムを俯瞰的に分析しシステム特性に応じたクラウド移行パターンを推奨する
データベースフリーダム:マネージドなデーターベース移行を行うために必要な検証を支援する
ライセンス評価・最適化プログラム:システム環境を第3者機関により評価し、サードパーティーライセンスを最適化する

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