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「GEEKOM GT13 Pro」レビュー、縦横11cm強のボディにCore i9-13900Hを詰め込んだミニPC

マイナビニュース / 2024年7月6日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

ミニPCを精力的に展開しているGEEKOM(ギコム)から、高性能路線の新機種「GT13 Pro」が登場しました。Core i9-13900Hを搭載する上位モデルを試用することができたので、レビューをお届けします。

GEEKOMというブランドはミニPCの情報を積極的に追っている方でないとまだ馴染みがないかもしれませんが、日本市場に今後力を入れていく方針だそうで、4月末に東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week【春】」にも自社ブースを構えていました。

GEEKOMのミニPCにはIntel N100などを搭載する省電力・低価格のモデルもありますが、ラインナップの大半はIntelモデル/AMDモデルともにモバイル向けの上位SKU、たとえばCore i9-13900HやRyzen 9 8945HSを搭載したモデルが多く、基本的にはメインPCとしても十分使えるような高性能路線のミニPCを中心とするブランドです。

手始めに本体の外観からチェックしていくと、サイズは約112.2×112.2×38mmとコンパクト。ケースは金属製で側面から天板までが一体成型されており、この手のマシンとしては高級感があります。各種端子が並ぶ背面の樹脂パネルの形状はどことなくMac mini風で、細かな穴が並ぶ側面の通気口も丁寧な仕事ぶり。VESAマウントを用いた設置も可能で、75mm/100mm両対応のプレートが付属します。

前面にはUSB Standard-Aが2ポートとイヤホンジャック。背面にはUSB4対応のUSB Type-Cが2ポートとUSB Standard-AとHDMIも2ポートずつ、有線LANポートが1つあります。DP AltモードとHDMIを併用すれば、4画面の同時出力が可能です。また、側面にはSDカードリーダーも搭載しています。

本体内部には底面のパネルを外してアクセスします。メモリはSO-DIMM DDR4-3200が2枚入り、SSDはM.2 2280のものが初期搭載されているほかにM.2 2242の空きスロットがあります。メモリは詳細不明、無線LANカードはWi-Fi 6E対応のMediaTek MT7922でした。

ユーザーが触れる部分はここまでで、マザーボードを挟んで反対側の上層部は熱伝導素材と大型ファンによる冷却システム「IceBlast 1.5」のためのスペースとなっています。

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