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2024年の通信業界の動向を占う - AI、セキュリティにどう対応していくのか

マイナビニュース / 2024年7月10日 13時41分

SASE(セキュア・アクセス・サービス・エッジ)は2024年、企業にとって好ましいセキュリティ・フレームワークとして支持を集めている。リモートワーク、クラウドの導入、エッジ・コンピューティングを推進力とするSASEは、ゼロトラストを原則として高度な脅威防御を統合し、データと資産を保護するものとなっている。

また、簡素化された導入と価格設定モデルにより、SASEはあらゆる規模の組織にとって利用しやすいソリューションといえる。SASEソリューションは、今年も採用が拡大しそうだ。

Gartnerの予測によると、2018年にはSASE導入の戦略を持つ企業がわずか1%だったのに対し、2024年にはそうした企業が40%を超えるという。リモートワークが常態化し、クラウドベースのアプリケーションが普及するにつれ、SASEは最新のネットワーク・アーキテクチャの安全性を確保するため、さらに重要になると考えられる。
2024年以降に来る大きな変革期

通信業界は2024年以降、大きな変革期を迎える。俊敏性、革新性、安全性を取り入れることで、通信プロバイダーはこのダイナミックな環境において成功することができる。

変化する需要に絶えず適応し、斬新なソリューションを開発し、サイバーセキュリティを優先させることで、通信事業者はコネクティビティ(接続性)の未来を形成し、繁栄するデジタル経済を実現する上で極めて重要な役割を果たし続けるだろう。

2024年の予測は、過去数年間にわたって観察してきたパターンを基礎としている。2023年に現れたトレンドは、2024年に向けてこの業界が変貌を遂げるための土台を築いている。

2024年のビジネス環境は、破壊的な勢力の強力な収束に後押しされ、大きな変容を遂げるだろう。比類なき創造力と問題解決能力を備えた生成AIは、これまで隠されていた効率性を解き放つだろう。

持続可能性は、一過性のトレンドから本質的なパラダイムへと進化している。AIモデル開発は、意思決定プロセスにおける基本原則としての持続可能性これまで以上に優先させ、エネルギーや素材などの資源利用を最適化する。

DXは、目的地ではなく進行中の知的探究の旅であり、2023年を画期的な革新の年に押し上げた、画期的なトレンドに後押しされている。こうした変革の力は、2024年も間違いなく、私達の世界を驚くべき方法で再構築し続けるだろう。

2024年は、企業や組織にとって課題と機会の両方をもたらす。企業や組織は、このような進化を遂げつつある情勢を導く一方で、このよううな変革的予測を受け入れ、持続的な成長と成功への道を切り開くための戦略を適応させなければならない。
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