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「motorola edge 50 pro」レビュー、125W急速充電・Snapdragon 7 Gen 3搭載のミドルハイスマホ

マイナビニュース / 2024年7月9日 16時36分

スペックでの注目ポイントはやはり急速充電。付属の充電器を用いて、最大125W(20V 6.25A)の急速充電が可能です。4,500mAhのバッテリーを1%から100%まで最短19分で充電できるということで、朝の支度中などちょっとした時間で済ませられるのはやはりありがたいですね。

また、各社独自の規格で競う100Wオーバーの急速充電を売りにする機種には、専用充電器では高速でも汎用のUSB PDでは18Wや30W止まりという機種も少なくなく、外出時にモバイルバッテリーで充電したい時などには意外な落とし穴があったりするのですが、本機はUSB PDでも100W(20V 5A)まで出せるそう(発表会場にて担当者に確認)。手持ちの市販充電器やテスターでも実際にUSB PDによる60W充電を確認できました。

ソフトウェアにもいくつかの変化が見られます。まず、モトローラのスマートフォンといえば素のAndroidに近いメーカー独自のカスタマイズが少なめのユーザーインターフェースを長らく採用していましたが、この世代からは見栄えに若干手が加えられています。

機能面では、端末の振り方に応じてカメラやライトをクイック起動できるジェスチャー機能や、デスクトップモード「Ready For」などを引き続き搭載。PC連携機能も「Smart Connect」と名付けて強化されました。

独自の新機能のなかで一風変わった面白い試みとしては、「Moto Unplugged」という機能が挙げられます。他社でも夜間の通知を止めるようなモードはよく見られますが、Moto Unpluggedを起動すると専用のホーム画面に切り替わり、通知どころかあらかじめ選択した必要最低限のアプリ以外は開くこともできなくなるという徹底ぶり。現代社会に疲れた人のデジタルデトックスのためのモードです。

また、昨今の競争軸となっているAI機能のアピールも欠かせません。「moto ai」というAI機能が各所に盛り込まれており、カメラの白飛びや手ぶれをマルチショットで補正するといった縁の下の力持ち的機能もあれば、「服などの柄を撮って、それを元に壁紙を生成する」といった遊び心のある機能も用意されています。

最後にカメラ性能をチェック。edge 50 proの背面には3つのカメラが搭載されており、メインカメラは約5,000万画素 1/1.55インチ F1.4で光学手ぶれ補正(OIS)やPDAFに対応。超広角カメラは約1,300万画素F2.2でマクロ用を兼ね、望遠は約1,000万画素F2.0でOIS対応の光学3倍相当となっています。インカメラは約5,000万画素F1.9です。

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