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Intelの「Thunderbolt Share」を使ってみた! 2台のPCを使うのが何倍もラクに……これは広まってほしい

マイナビニュース / 2024年7月9日 16時34分

画像提供:マイナビニュース

Intelが2024年5月15日に発表した「Thunderbolt Share」。Thunderbolt 4/5ポートを備える2台のPCをThunderboltケーブルで接続し、高速なデータ転送、指定したフォルダの同期、新しいPCへのデータ移行、画面共有、1台のマウスとキーボードで両方のPCを操作といった機能を利用できる。本格的な普及は2024年後半からと見られるが、今回は対応するThunderboltドックを入手できたので、さっそく試してみた。

Thunderbolt Shareを利用するには、まずライセンスされたThunderbolt 4/5を備えるWindows PCまたはThunderboltドックといった周辺機器が必要だ。そして、2台のPCを接続するときは、その両方がThunderbolt 4/5ポートを備えていることも必須となる。

PC同士を直接Thunderboltケーブルで接続する場合は、どちらか片方にThunderbolt Shareのライセンスがあれば利用可能だ。周辺機器にライセンスがある場合は、Windows PC側は2台ともライセンスがなくても利用できる。つまり、すでにThunderbolt 4/5搭載のPCを持っている人も、ライセンスを持つThunderboltドックやディスプレイを導入すればThunderbolt Shareを使えるようになるわけだ。まさに今回の試用環境がそれに該当する。

さっそくテストに移ろう。今回用意したのは、まずThunderbolt Shareに正式対応しているThunderboltドックの「OWC Thunderbolt Go Dock」だ。90Wの給電に対応するThunderbolt 4を3ポート、2.5Gの有線LAN、10Gbps対応のUSB 3.2(Type-AおよびType-C)、USB 2.0、SDカードスロット、HDMI出力など多様なポートを備えている。多くのデバイスを接続しておけるのが便利なデバイスだ。

Windows PCには、Thunderbolt 4ポートを備えるマウスコンピューターのノートPC「mouse F4-I7I01OB-A」と同じくThunderbolt 4ポートを備えるASUSのマザーボード「ROG CROSSHAIR X670E HERO」を使用した自作PCを用意した。

補足:本稿はThunderbolt Shareが市場未投入の時点で試した記事であり、今回の試用環境、具体的にはThunderboltドックを除くマウスコンピューターの「mouse F4-I7I01OB-A」とASUSの「ROG CROSSHAIR X670E HERO」については、公式にThunderbolt Shareの動作確認がとれている製品ではない。そのため、現時点ではメーカーが動作を保証するものではない点には留意いただきたい。

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