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名言ななめ斬り! 第80回 SNSで留学記が大バズりした彬子女王「生まれて初めて一人で街を歩いたのは、日本ではなくオックスフォードだった」-才と知性で前例を打ち破る女性皇族

マイナビニュース / 2024年7月10日 8時25分

制限がありすぎる中で、救いとなる、もしくは自分を導けるのが知性であり、具体的に言うと「論理的に考えること」なのではないかと思うのです。彬子さまは京都にある立命館大学 衣笠総合研究機構のポストドクトラルフェローの公募採用に挑戦されたり、ご自身のお立場を活かして、子ども達が日本文化を体験するためのワークショップを開催する団体、心游舎の総裁になられるなど、ご自身のキャリアや皇族としてのお立場から、前例にとらわれることなく、ご自身の人生をご自分で判断されて、作り上げているようにお見受けします。

彬子さまは同書において、皇族と言うお立場から、人に距離をおかれることがあるとお書きになっています。庶民の立場から言えば皇族方を敬ってのことでしょうが、ご本人にとっては物足りなく感じるのかもしれません。しかし、文筆の世界では、皇族であろうがなかろうが、面白ければ読者はついてきますし、逆であればそっぽを向かれてしまいます。どうか、今後も文筆という世界でたくさんの垣根を越えて、我々を知性の旅にいざなってほしいものです。

仁科友里 にしなゆり 会社員を経てフリーライターに。OL生活を綴ったブログが注目を集め『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。「間違いだらけの婚活にサヨナラ」(主婦と生活社) が異例の婚活本として話題に。「週刊女性PRIME」にて「ヤバ女列伝」、「現代ビジネス」にて「カサンドラな妻たち」連載中。Twitterアカウント @_nishinayuri この著者の記事一覧はこちら
(仁科友里)



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