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フォルクスワーゲン「ティグアン」が新型に! 何が変わる? 実車を確認

マイナビニュース / 2024年7月16日 11時0分

クリーンディーゼル車「TDI」は2.0L直4ターボエンジンで、142kW/400Nmの力強さが自慢。従来型で人気だったクリーンディーゼルターボTDI×4WDを復活させることで、アウトドアやロングドライブを楽しむユーザーの獲得を狙う。

グレードはMHEVとクリーンディーゼル車で共通。エントリーグレードの「アクティブ」、充実装備の「エレガンス」、最上位のスポーティーグレード「Rライン」の3タイプとなる。

新型ティグアンはVW車の中でも上位モデルとなるだけに、現行型でもエントリーグレードから装備が充実している。先進の安全運転機能をしっかりと押さえているだけでなく、パワーテールゲートも全車で標準装備しているのだ。これらの内容は新型も同様だが、さらにSSDナビゲーションシステムまで全車で標準装備となるのが大きなポイントといえる。

サスペンションのダンパーの減衰力を調整するシステム「アダクティブシャシーコントロールDCC」はTDI全車とMHEVのRラインで標準装備となる。これがあると快適性が高まるだけでなく、よりスポーティーな乗り味も楽しめるようになる。
入門グレードの価格に注目! 500万円を切れるか

注目の価格は現時点で非公表。目下、フォルクスワーゲン ジャパンがドイツ本社と調整中だ。現行型の価格は高性能なスポーツモデル「R」を除くと472.7万円~627.5万円となっている。

現行型はガソリンエンジンのみの設定だった。新型の価格については、マイルドハイブリッド化、ディーゼルエンジンの設定、そのほかの進化分を考慮すると、全体的に高くなるのは間違いないだろう。注目は、新ティグアンのエントリーグレードとなる「eTSIアクティブ」で500万円を切れるかどうか。近年はVW車も若干の値上げを行っているが、VWファンを逃がさないためにも500万の壁はクリアしてくるものと予測する。

ティグアンは、その内外装デザインが象徴するように、上級ステーションワゴン「パサート」とほぼ同じタイミングで、新世代VWの第1弾として日本上陸を果たす。クルマの基本構造となるプラットフォームも、現行型の「MQB」から最新の「MQB evo」に進化している。クルマの性能と魅力が現行型から全面的に進化している点は間違いない。

ただ、予算的には、十分な機能を備える現行型在庫車のラストセールも気になるところ。ガソリン車を検討するならば、熟成の進んだ現行型を狙うのもありだ。一方で、先進の機能やディーゼルエンジンが欲しいならば、新型を検討すべきだろう。

大音安弘 おおとやすひろ 1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。主な活動媒体に『webCG』『ベストカーWEB』『オートカージャパン』『日経スタイル』『グーマガジン』『モーターファン.jp』など。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。 この著者の記事一覧はこちら
(大音安弘)



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