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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第112回 Web3(暗号資産、NFT、ブロックチェーン技術、メタバース)の基礎知識と投資意義#9

マイナビニュース / 2024年7月19日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回のテーマは、「Web3(暗号資産、NFT、ブロックチェーン技術、メタバース)の基礎知識と投資意義」。連載内シリーズとして、何回かに渡ってご紹介します。

○高級アパレルブランドもNFT事業に参入

NFTというとデジタルアート系のNFTが有名ですが、他にもドルチェ&ガッバーナのようなハイブランドもNFT事業に参入しています。ドルチェ&ガッバーナ初のNFTコレクション「Collezione Genesi」の落札額は、約565万ドル(当時約6億4000万円)となり話題を呼びました。

ファッションNFTでは、スニーカー投資×NFTで当時流行っていたスニーカー投資と掛け合わせたものもありました。スニーカー投資自体は廃れたとも言われていますが、「売れ筋スニーカーのインデックス」のような金融商品に近い投資も可能になるかもしれません。
○エンタメ系NFT

NFTは、アイデア次第で可能性は無限です。イベントチケットをNFTにすることで、イベント記念品として、例えばビートルズのライブチケットの半券のように、保有し続ければいつか高い価値が出るかもしれません。もちろん、ただのデジタルゴミで終わる可能性もありますが。

チケットNFTを持っている人だけに、イベント会場内で軽食やドリンクのサービスを提供したり、特定のチケットNFT保有者だけに別のNFTを配布したり、イベントのプレミアムNFTを発行し、バックステージへの招待や限定グッズの購入権にすることもできます。またスポンサーにはスポンサーNFTを発行し、スマートコントラクトを使い、イベントの収益をNFT保有者に自動的に分配することも可能です。仲介者は不要で、手数料は安くすることができるでしょう。

音楽NFTでは、音楽イベント会社のLive Nationは、人気NFTトレーディングカード「NBA Top Shot」のように、音楽でも「モーメント(貴重な瞬間を捉えた短い動画)」をコレクターズアイテムにしたいと考えているようです。

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