スタイルに磨きをかけたフリップスタイルのスマホ「Galaxy Z Flip6」

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サムスンは2024年7月10日にパリで新製品発表会「Galaxy Unpacked」を開催し、折りたたみスマートフォンの新製品2機種などを発表しました。「Galaxy Z Flip6」は本体を縦に折りたためる、フリップスタイルのスマートフォンです。

Galaxy Flip6はチップセットにハイエンドモデル向けとなるクアルコムSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載します。本体カラーは淡いカラーリング。明るい色合いはこれからの季節にもぴったりです。よく見るとカメラのレンズ部分の周囲も本体カラーと合わせた色になっています。ちなみにカメラはメインが5,000万画素と昨年モデルのGalaxy Z Flip5より性能がアップ。夜景撮影機能もより強化され、撮影シーンが広がります。

本体を開くと6.7インチのディスプレイが使えます。このまま普通のスマートフォンとして使用できるわけです。フロントカメラは1,200万画素ですが、Galaxy Z Flip6は閉じたままでも使える外画面があり、さらにカメラを使用中にその外画面をプレビュー画面としても使えます。そのため自撮りをするときはディスプレイにあるフロントカメラではなく、メインカメラを使ったほうがより綺麗に撮影できるのです。

本体をひらいて背面側から見ると、上半分はディスプレイ部分のため黒く、下半分に本体カラーが見えます。これはフリップスタイルのスマートフォンならではの特徴的なデザインです。本体サイズは165.1×71.9×6.9mm、重さは187gとこのサイズのスマートフォンとしては軽量です。なおバッテリー容量は4,000mAhとなっています。

本体を閉じると大きさは85.1×71.9×14.9mmとなり、手のひらにすっぽりと収まるサイズになります。外側にある3.4インチのディスプレイではカレンダーなどのウィジェットが動くほか、一部アプリも使用できます。通話も可能で、閉じたままでもある程度の機能を使えるのは便利です。お気に入りの画像を貼り付けておけば、フォトフレームのように常に写真などを表示させておくことも出来ます。

本体を折り曲げて使う「Flex Mode」も便利です。このまま机の上に置いて動画を見たり、フロントカメラを使った自撮りやビデオ通話なども楽に行えるからです。角度は自由な位置で止められるので、両手がふさがっている料理中に、料理の作り方の動画を流す、といった使い方もできます。