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“映画を楽しむならBRAVIA” ソニー新テレビ一挙発表、顔・緑色の検出強化で画質UP

マイナビニュース / 2024年7月12日 10時7分

画像提供:マイナビニュース

ソニーは、薄型テレビ「BRAVIA」2024年夏モデル 4シリーズ12機種を8月10日から順次発売する。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は最上位「BRAVIA 9」シリーズの85型が110万円前後、「BRAVIA 7」シリーズの55型が35万2,000円前後など。

2024年夏のBRAVIAは、4K有機ELの2シリーズ5機種、4KミニLED液晶の2シリーズ7機種を用意。BRAVIAをより知ってもらい、シリーズ製品の特徴を分かりやすく訴求するために、ブランド名だけでなく製品名にも「BRAVIA」と数字を冠したマーケティングネームを新たに導入した。また海外市場と同様に、BRAVIAとサウンドバーの組み合わせで映画を楽しむことをアピールする“CINEMA IS COMING HOME”というキャッチフレーズを使い、日本市場でも2024年度からプロモーション展開していく。

なお、2023年に海外発表し、日本市場でも今回新たに導入する有機EL「A95L」シリーズについては上記のマーケティングネームをつけず、そのままの製品シリーズ名で展開する。

「BRAVIA 9」(XR90):最上位ミニLED液晶
「BRAVIA 8」(XR80):有機EL
「BRAVIA 7」(XR70):ミニLED液晶
「A95L」シリーズ:有機EL(QD-OLED)

'24年モデルのうち、BRAVIA 9/8/7では、進化したソニー独自のプロセッサー「XR」(テレビの画質・音質を制御する心臓部)を搭載。AI(機械学習)を使った新たな検出機能を搭載して画質向上を追求し、映像をさらに立体的に見せられるように改良している。

具体的には、これまでのXR搭載機種では難しかったシチュエーションでの(映像内の)顔検出を強化。遠景の群衆の顔ひとつひとつや、逆に顔のアップでも人と認識し、適切な画質調整を行えるようにした(ただし、アニメでは同じように目口鼻があっても人とは認識しないという)。もうひとつ、映像の中に出てくる緑色のオブジェクトの検出も強化しており、たとえば映像に映った野菜や、風景の木々一本一本なども認識できるとのこと。

サウンド面でもBRAVIA 9/8/7は進化。ソニーのサウンドバーとBRAVIAをつなげたときに使える「アコースティックセンターシンク」という機能をこれまでのBRAVIAでも搭載してきたが、BRAVIA 9/8/7と対応するサウンドバー/サラウンドシアターシステムをつないだ場合は、自動でテレビ側のスピーカーとサウンドバーの音響調整を行い、ひとつのスピーカーシステムとして動作。これにより、“映画館と同じ音響”を楽しめるようにした。

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