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工藤寛顕のいいものブックマーク 第6回 自分だけの音を組み立て、自分だけの音に出会う(#intimeASSYミーティング)

マイナビニュース / 2024年7月13日 8時30分

また、今回のASSYミーティングでは、ベースモデルとしてMaestraudioの「MA910SR」が初登場! 発売から多くのユーザーの好評を集め、コラボモデルにも採用されたことから認知度も高いだけに、待望の製品だったことはまちがいありません。今後のASSYミーティングにも期待できそうですね。ちなみに今回は1日目の取材でしたが、2日目はintime「翔 DD」がベースモデルになっていたようです。こちらも人気機種!

イヤホンの組み立てに入る前に、音の傾向をあらかじめ決めるため、用意された試聴機を聴いていきます。これらによって、選択できるウーハー(ダイナミック型ドライバー)の種類や、筐体内の音響調整の具合によってどのように変化するかがわかるというわけ。同じウーハーを使っていても、調整次第で低音型~高音型と全くキャラクターの異なるチューニングになるのが面白いところであり、非常に悩ましいところ。参加された方々も、それぞれの理想の音に近づけるべく頑張っていました。

その後の工程では、注射器を使ってわずかな量の接着剤で内部パーツを固定するなど、精密な作業が続きます。一見するとかなり難しそうですが、ひとつひとつの工程をスタッフさんが説明し、出来栄えなども逐一チェックしてくれるため、問題なく進行していました。

パーツが固定されるまでの待ち時間では、渡部代表によるintime製品の解説や、参加者限定のアウトレットセール、ジャンケン大会なども行われていました。こちらもイヤホン好きにとっては見逃せないイベントで、いずれも大盛り上がりでした。筆者も「いいなあ」と指をくわえつつ、ホクホク顔の皆さんを遠巻きに眺めていました。

さて、そんな楽しい時間が過ぎるうちに、ついに組み立てイヤホンが完成! 筆者も過去のASSYミーティングに参加したことがありますが、苦戦しつつもなんだかんだで完成し、音が鳴ったときの嬉しさはひとしお。きょう体カラーの組み合わせも自分で選ぶことができるので愛着が湧きますね。
「自分の好きな人の声」に合わせた、トガッた自作イヤホンも!?

完成したイヤホンをひとしきり聴いたあとは、参加者の皆さんでの交換試聴会がスタート! 筆者もちょっぴり混ぜていただいて、皆さんの組み立てたイヤホンを聴かせていただきました。

するとどうでしょう、ベースモデルが同じにもかかわらず、なんとまあ、チューニングの幅が広いこと! 各々がリファレンスとする音源も違えば、それに合うと感じる音の方向性も違うわけですが、それを表現できるASSYミーティングの奥深さにも改めて感動を覚えました。もちろん、理想の音を見事に作り上げた皆さんのこだわりがあってこそでもあり、試聴する皆さんの達成感のある笑顔が印象的でした。

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