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Aぇ! group 正門良規、デビュー後初・2年ぶり舞台主演 登山家役で「毎日トレーニング」

マイナビニュース / 2024年7月15日 4時0分

画像提供:マイナビニュース

アイドルグループ・Aぇ! groupの正門良規が、パルコ・プロデュース2024『Touching the Void
タッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~』の主演を務めることが15日、明らかになった。

同作は、登山家 ジョー・シンプソンが1988年に執筆した小説『Touching the Void』(邦題「死のクレバス」)の舞台化作。原作はサイモン・イェーツとともに、ペルーのアンデス山脈にある標高約6,400mのシウラ・グランデ山に登頂した際に、実際に起こった壮絶な遭難事故の回想録で、主人公であるジョーがいかに困難を乗り越えて生還を果たしたかを描いた。登山家たちの間だけでなく多くの人々の心に響きベストセラーとなり、15年後の2003年には映画化もされ(邦題『運命を分けたザイル』)、同年の英国アカデミー賞で最優秀英国作品賞を受賞した。

このベストセラー本をもとに、スコットランドの劇作家・演出家であるデイヴィッド・グレッグが脚色し、2018年に舞台化。イギリスのブリストル・オールド・ヴィックシアターにて、当時芸術監督を務めていたトム・モリスによる演出で初演を迎えると、たちまち人気を博し、連日チケットはソールドアウトとなり、新聞各紙でも大絶賛されたという。

雪山をデフォルメしたシンプルな舞台セットにも関わらず、観客は座席に居ながらにして吹雪や寒さを想起させられ、2人の登山家の痛みや苦悩を追体験することに。極限状態の彼らの心理にせまる緻密な演出で、壮絶な事故とそれに抗う人間の生命力を観客に目撃させる。今回はトム自身が来日し、オリジナル版の演出で日本人キャストとのクリエーションが実現する。

主人公、ジョー・シンプソンを演じるのは、今年念願のCDデビューを果たしたAぇ! groupの正門。2022年の『ヴィンセント・イン・ブリクストン』で海外戯曲は経験済みだが、海外演出家とのタッグは初となる。

ジョーの姉セーラを古川琴音、ジョーと共にシウラ・グランデに挑んだサイモンを田中亨、ジョーとサイモンのテント番として2人の帰りを待つリチャードを浅利陽介が演じる。東京公演はPARCO劇場にて10月8日~11月4日、京都公演は京都劇場にて11月10日~17日。
○正門良規 コメント

演劇が大好きで次はいつ舞台に立つことができるだろうとうずうずしていました! そしていただいたお話がいつか立ちたいと思っていた念願のPARCO劇場。本当にびっくりです。主演として立てることが本当に誇りですし、また1つ夢を叶えることができてとても嬉しいです!
海外の演出家の方とご一緒するのは初めてで緊張していましたが、トムさんとオンラインでお話して、非常に穏やかな方で安心しました。今は稽古が始まるのを楽しみに毎日トレーニングをするなど、できる限りの準備をしています!
ビジュアル撮影では、実際に雪山に登る為の服装や装備を身につけて、アイスアックスのみで体を支える体勢をとっての撮影などもありました。スタジオも冷房でキンキンに冷やしていただき、徹底的に擬似雪山を作ってくださいました(笑)。それ故に迫力満点のビジュアルになっていると思います!
実話を基に作られているということが本当に衝撃です。お芝居に加え、ハードなフィジカルワークもあり、心身ともに大変な作品になりそうですが、とにかく今はわくわくしています。観客の皆さんが思わず全神経を使って見入ってしまうような、そんなスリリングでいて温かい物語を素晴らしいキャストの皆さんと共に真摯にお伝えします。是非楽しみにしていてください!

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