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細田佳央太、高校生の妊娠描く『あの子の子ども』で“誠実な彼氏”役好演中

マイナビニュース / 2024年7月16日 11時30分

○桜田ひよりへの尊敬の念が日々強く

――最初から両思いの恋人を演じるのが初めてとのことでしたが、二人の空気はどう作っていきましたか。

桜田さんが本読みの前に、監督、プロデューサーさん、僕と4人の食事会をセッティングしてくださって。その時間のほかにも、ポスター撮りや取材でお会いできたので、クランクインのとき、監督に「いい雰囲気ですね」と言っていただけました。桜田さんのおかげです。

――座長の素敵なアイデアですね。

すごいですよね。年齢的には年下ですが、芸歴も長くて経験値もたくさんお持ちなので、年下だと思ったことはありません。日々勉強させていただくことが多くて、尊敬の気持ちが強くなっていく一方です。

――桜田さん演じる福にはどんな印象を持ちましたか。

桜田さんと福さんが持っている強さや柔らかさがリンクして、桜田さんが演じるからこその福さんになっている印象です。自然体で演じられる姿を見ていると、この『あの子の子ども』は、桜田さん以外の福さんは絶対に考えられないなと感じています。

――そして、宝の母親・直実役は美村里江さんが演じられます。

まだ一回しか撮影していないのですが、役についてすごく論理的に、深く、細かいところまで考える役者さんなんだと感じています。美村さんにもたくさんたくさん勉強させていただいているので、今後の重いシーンの撮影にはプレッシャーを感じますが、直実さんのどんな表情が見られるんだろうと今から楽しみです。

●自分で自分を認めることがない
○自分は自信を持てない側の人間

――今作は直実さんはじめ大人のキャラクターも見どころですが、実は2022年1月に細田さんに取材させていただいた際、「役者としては、現場の雰囲気を全部底上げできるくらい“任せられる大人”になれたら」と理想の“大人”像を語っていただいたことがありました。

2年前ですか!? うわ、恥ずかしい!(笑)

――2年経って、「現場の雰囲気を全部底上げできるくらい“任せられる大人”」になれた達成度を教えていただけますか。

ゼロですね! あるプロデューサーさんに「主演はたくさんいるけど、座長になれている人は少ない。共演者やスタッフの能力も底上げできるのが座長なんだよ」と聞いたときから、それが僕の中の“任せられる大人”のラインになっているのですが、そこには全く至っていないですし、人生経験値としても、まだまだ足りないことばかり。理想の大人に近付けている実感が一切ないので、全く達成できていません。むしろ、「はい、現場の雰囲気を底上げできる大人になれました」と自分で宣言する22歳がいたら、生意気じゃないですか?(笑) 僕はそんな自信は、到底持てないです。どんなことでも、誰かから褒めていただけたときに「あ、そうだったんだ」とやっと気付く人間なので、自分で自分を認めてあげることがそもそもなくて。

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