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細田佳央太、高校生の妊娠描く『あの子の子ども』で“誠実な彼氏”役好演中

マイナビニュース / 2024年7月16日 11時30分

――自分に厳しいタイプなんですね。この先も細田さんが「はい、なれました」と自分で言い出すことはなさそうな気がしてきました。

ないかもしれません。最近は自信の持ち方すら分からなくなってきて、自分って自信を持てない側の人間だったんだなと。

――誰かに褒められたときも、「自分、すごいじゃん!」とはならないんでしょうか。

そうですね。人に褒められることで、ホッとはします。ただすぐにまた自信をなくしてしまうので、もっと頑張らないといけないなと思います。

――ストイックすぎます!

ただ自信を持てないだけなんです。自信を持てている方は精神的に強いので羨ましいです。

○遊ぶ余白を作れる芝居ができる大人に

――今はどんな大人になりたいと思っていますか。

お芝居って一人でやるものじゃないし、一人でできるものではないとここ最近、改めて強く感じていて。だからこそ、自分の失敗のせいで一緒にお芝居をする方がやりづらくならないように、そして自分も遊びつつ、相手にも遊ぶ余白を与えられるようなお芝居ができる大人になれたらいいなと思います。

――今作の会見では、桜田さんが細田さんの印象を書いたお手紙に「まわりを見て、自分がどんな動きをしたらいいか常に考えている方」という言葉があったので、もしかしたらその理想も、すでに少し叶えられているかもしれません。

まわりを見ているのは、嫌われたくなくて、落ち着きがないだけだと思います。特別良く思われたいわけではないのですが、お仕事があること、役をいただけること、現場に行けること、撮影していただけること、台詞があること、当たり前のことって何一つないんだと、まわりを見て噛み締めていたいというか。ただ、桜田さんこそすごく視野の広い方なので、そんな桜田さんに言っていただけるのはうれしいです。

○演じていて苦しかった4話

――今日の取材から、細田さんの誠実さ、隙のなさに、宝らしさを存分に感じることができました。それでは、本日放送される4話の見どころを教えてください。

これまでは、福さんと宝の仲の良い、かわいらしい様子が描かれてきましたが、そんな二人の関係に大きな展開が訪れるのが4話です。撮影前に桜田さんと「緊張するね」と話していたのですが、桜田さんが、現場の皆が一瞬黙り込んでしまうほどの素敵なお芝居をしてくださったので、もうそれだけで4話が成り立っていると思います。胸が痛くなるような苦しいストーリーが描かれますが、二人の生々しいやりとりを見届けていただければ。

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