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海の恩恵に感謝し海洋国日本の繁栄を願う - 「海の日記念行事2024」開催

マイナビニュース / 2024年7月16日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

総合海洋政策本部、国土交通省、日本財団は、海洋についての国民、特に、次世代を担う青少年の理解と関心を一層深めるため、2024年7月15日、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」である「海の日」を記念する「海の日記念行事2024」を、東京国際クルーズターミナルにて開催した。

「海の日記念行事2024」では、「海の日プロジェクト in 青海」として、東京国際クルーズターミナルにおいて、海上保安庁 測量船「光洋」や商船三井 自動車船の一般公開が行われたほか、海上保安庁音楽隊や海上自衛隊東京音楽隊によるコンサート、日本海洋少年団連盟による「手旗信号」の披露、さらには各団体によるブース展示などが行われた。

「海の日記念行事2024」の冒頭に行われたオープニングセレモニーでは、主催者を代表して、政府における海洋政策の司令塔として取り組む、松村祥史海洋政策担当大臣が登壇し、開会の挨拶を行った。

管轄海域が国土の約12倍におよび世界第6位の面積を誇る日本は、世界でも有数の海洋国家として、海から多大な恩恵を受けながら発展。近年でも、レアアースをはじめとする資源開発、海事産業や洋上風力発電などの産業活動、さらには新技術活用のフロンティアとして、ますますの注目を集めている。このような中、今年4月には「海洋開発等重点戦略」が決定され、国益の観点から府省横断的に取り組みべき重要ミッションについての戦略が示されている。

「我が国が海洋分野におけるトップランナーであり続けるため、その実現に向けた取組みを確実に進めてまいる所存」と話す松村大臣は、「海事産業の持続可能な発展のためには、それを支える人材の育成や海洋教育の推進が極めて重要」と強調。今回のイベントにおける展示ブースや体験乗船はもちろん、全国各地で実施されている多数のイベントにおいて、若い世代を中心とする幅広い国民に、「あらためて海の魅力や、その恩恵、重要性を実感していただければ」と期待を寄せ、「海の日記念行事2024」の開会を宣言した。

続いて、総合海洋政策本部長である岸田文雄内閣総理大臣からのビデオメッセージを上映。四方を海に囲まれ、世界第6位の広大な管轄海域を有する日本にとって、「経済社会の存立と成長の基盤として、『海』を活かしていくこと、そして人類の存続基盤として『海』を継承していくことは非常に重要なテーマ」という岸田総理は、海の恵みを子孫に引き継ぎ、海洋立国を実現するためには海洋人材の育成・確保が重要であり、子どもや若者が海に親しみを持ち、海洋開発、開運・造船などの海に関わる産業の魅力などに関心を持つためには、「海の日」が良い機会になることに期待を寄せる。

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