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パリッコのおつまみ革命 第51回 かにかまを本気で炒めたら衝撃的にうまかった! 「本気のかにかま炒め アンチョビ風味」

マイナビニュース / 2024年7月17日 11時5分

画像提供:マイナビニュース

もはや説明不要の国民食、かにっぽいかまぼここと「かにかま」。

多くの人にとってなじみのある食材だと思いますが、炒めものやサラダの彩りとか、かに玉のかにの代わりとかに使われることが多く、あまり主役になることはない、若干不遇の存在でもありますよね。

あ、近年目覚ましい発展を遂げており、もはやかにと見分けがつかないような、むしろ刺身的にそのまま食べたいような本気のやつはまた少し別の話になってくるかな。あくまで、昔ながらの円柱形のかにかま。

ところが先日ですね、こういうオーソドックスタイプのかにかまを、オリーブオイルでじっくりと炒てみめる機会があったんです。一体どんな機会なんだって話ですが、ふだんからそんなことばっかりして暮らしているもんで、僕。

するとこれが、びっくりするほど美味しかった! 本気で炒めて本気で味わうかにかまって、ぜんぜん脇役じゃなくて、主役級の存在感を発揮するんだなと衝撃を受けてしまったんです。

そこで今回は、その他の具材で傘増ししたりせず、純粋にかにかまを主役として引き立ててくれる食材だけを使って、本気のかにかま炒めを作ってみましょう。
○ポイントは、よくほぐすこと

ではでは。まずはフライパンに、底面に行き渡るくらいたっぷりのオリーブオイルをひきます。ここはせっかくなので、エクストラバージンオリーブオイルを使いましょう。オリーブオイルの香りがかにかまの風味をぜいたくに引き立ててくれるので。

それを弱火にかけ、刻んだにんにくと鷹の爪をじっくり熱していきます。

しばらくしてにんにくの良い香りが漂いだしたら、そこへかにかまを加えます。かにかまは、原型をとどめるよりもしっかりとほぐしたほうが食感が楽しく、良いつまみになるので、ざっくりと手でほぐしながら。

はい、ここで今回のワンポイント食材。正直、現状のままで、塩気が足りなければぱらりと塩を足すくらいでも、じゅうぶん美味しいんです。けれども今日は、もうちょっと旨みをブーストさせてあげたい。そこで、「アンチョビ」の登場です。

アンチョビとは、カタクチイワシをたっぷりの塩で漬け、熟成、発酵させて、オリーブオイルに漬けたもの。写真のような缶詰や瓶詰めで販売されています。塩気が強いので、そのまま食べるというよりは料理にちょい足しする調味料のように使うと、その旨味が料理の味わいを底上げしてくれるんですよね。

というわけで今回は、細い身のほんの1本ぶんほどを加えてやりましょう。

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