NTT Com×トランスコスモス、DXを支援するBPOサービス領域で業務提携を開始
マイナビニュース / 2024年7月18日 7時31分
NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)とトランスコスモスは7月17日、AIを活用したデジタルBPO(Business Process Outsourcing)ソリューション領域について戦略的事業提携を締結することを発表し、記者説明会を開催した。
両社はNTT Comが持つAIをはじめとするテクノロジーやインフラと、トランスコスモスのさまざまな業務領域に精通した高度なノウハウおよびDX(デジタルトランスフォーメーション)人材を組み合わせて、BPOソリューションを展開する。今後5年間で約1000憶円規模のビジネスを創出する計画だ。
協業により企業・自治体のDX推進を支援
少子高齢化が進む現代社会において、2050年には労働人口が2200万人減少し、高齢化率が10%上昇すると予測されている(内閣府 令和4年版高齢社会白書)。そうした中、企業が成長していくには、AIなど人に代わる手段とBPOを含めた社外リソースの積極的な活用が求められる。
さらに、近年ではビジネスモデルやサプライチェーンのマネジメントにおいて、ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンスの頭文字を取ったもの)を意識した投資や変革が進んでいる。しかし、ESGの実現にはこれまでとは異なる新たな対応が必要となる場合もあるため、ベストプラクティスを持つ外部リソースの活用が重要だ。
そこで両社は今回の戦略的事業提携によって、NTT ComのインフラやICTと、トランスコスモスのDX人材やノウハウを組み合わせて、企業のDXを支援するソリューションをワンストップで提供する。
具体的には、NTTグループが開発を進めるLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)「tsuzumi」を活用したコンタクトセンターの開発、顧客へのGX(グリーントランスフォーメーション)ソリューションの提供、自治体向けのDXソリューションの提供をそれぞれ開始する。
次世代型コンタクトセンターの開発
コンタクトセンターは企業の顧客の接点として重要な窓口だ。しかし昨今は人材の確保が難化しており、過重労働が問題となっている。また、顧客からの過激な要望や暴言など、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)の問題も顕在化している。業務の効率化を狙ったAIの導入も検討されてはいるが、技術導入とセキュリティの両立に苦労している現場も多いとのことだ。
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