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iPadを買うならどれがおすすめ? iPadの賢い見極め方[ディスプレイ編] - iPadパソコン化講座

マイナビニュース / 2024年7月25日 11時30分

○Apple Pencilを使うならiPad Air?

とはいえ、こうしたハイエンドなディスプレイがどうしても必要な場合を除き、一般的な用途にiPadを利用するならLiquid Retinaディスプレイを搭載したiPad AirやiPad、iPad miniでも十分に実用的です。

ただし、たとえ同じ呼び名のLiquid Retinaディスプレイを搭載しているとしても、そこには若干の違いが存在します。iPad AirではiPad Pro同様にApple Pencilのホバー機能(画面上12mmまで離れていても位置を検知できる機能)が利用できるのに対し、iPadとiPad miniでは利用できません。そのため、iPadで手書きをしたりイラストを書いたりすることが多い場合は、画面に触れる前にペン先の位置や大きさを知れたりする、iPad Airを優先的に考慮すべきでしょう。

また、iPad(第10世代)は唯一フルラミネーション(液晶パネルとガラスの隙間がほぼなく、ペン先と表示部分のズレが生じにくい)と、反射防止コーティング、広色域(P3)に対応していない点にも注意しましょう。

○iPadの使用シーンを想定しよう

ここまで解説してきた点がiPadのディスプレイ選びの勘所となりますが、iPadを特定の用途で利用する場合は除き、もっとも大事になってくるのはユーザビリティに直結する画面サイズです。大きいほどコンテンツを広く表示できるとはいえ、その分iPad自体が大きくなるからです。

そのため、ここで重要となるのは「iPadをどのように利用するか」を念頭に置いてサイズ選びをすること。たとえば、iPadに外付けキーボードをつけてノートPCのように利用するなら、画面はなるべく大きいほうが使い勝手は良いでしょう。一方、iPadを手に持って使用したり、持ち運んだりする機会が多い場合は11インチ、10.9インチのほうが向いています。寝転んだ状態で本を読んだりすることが多いなら、もっとも小型のiPad miniが最適かもしれません。さらに言えば、ノートPCとしてもモバイルPCとしても使いたいならば、画面は11インチクラス以下を選び、卓上で操作するときは外付けディスプレイを利用するという手もあります。

ただし、ここでもやや注意点があり、有機ELを搭載したiPad Proはバックライトなどを必要としないことから、これまで以上に薄型化と軽量化を実現しているということ。同じ13インチであっても、Wi-Fiモデルの重さはiPad Airの617gに対して、iPad Proは579g。厚さはなんと1cmもiPad Proのほうが薄くなっています。

これまでiPadを使ったことがあればだいたいのサイズ感は手にしなくても想像できると思いますが、特に初めて買う場合はもちろん、久しぶりに買い替えを行う場合はできることなら店頭に出向いて、一度確認してみると良いでしょう。
(水川歩)



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