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ソラコム、IoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2024」で4つの新サービス発表

マイナビニュース / 2024年7月18日 11時31分

たとえば、大量のデバイスを管理しているユーザーが、接続/切断の頻度が高いSIMを一覧表示させたり、特定のキャリアに接続した履歴を地図上に表示させたりすることで、トラブルの原因の特定やキャリアの組み合わせが必要なエリアの特定などを進めることができるようになる。

このようにIoTシステム管理者の分析やトラブルシューティング業務をサポートするという。
IoTネットワークとパブリッククラウドを安全に閉域接続する「Type-F2」

「Type-F2」は、IoTプラットフォームSORACOMにおいて、デバイスとクラウド・顧客のシステム間の閉域網での安全なネットワーク接続を実現する新型VPG(Virtual Private Gateway:SORACOM プラットフォーム上の顧客専用のネットワークゲートウェイ)のこと。

新型のVPGであるType-F2は、デバイスとクラウド間の双方向通信に最適化した閉域網サービスで、ネットワークアドレス変換(NAT)やゲートウェイなしで、IPベースの双方向通信を実現する。

これまでのVPGサービスでは、AWSやユーザーのネットワークに専用の機器を設置する必要などがあったが、同サービスでは、複雑な設定は不要となっている。ブラウザ上の操作のみで、短期間でAWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどのパブリッククラウドや、顧客のシステムをつなぐ閉域網の構築が可能だ。

加えて、信頼性が求められるエンタープライズシステムでのニーズが高いBGP(Border Gateway Protocol)での動的ルーティングのサポートに加え、Type-F2では新たに静的ルーティングも設定できる。

また、Type-F2は、これまで別の料金体系だった閉域網接続について、AWS Transit Gatewayでの接続、VPN接続、専用線接続のうちいずれか1接続分を基本使用料に含んでおり、シンプルな料金設定となっているという特徴も兼ね備えているという。
(森歩美)



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