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【若者のクルマ離れはホント!?】すべての世代で「所有したいけどできていない」人が多い結果に

マイナビニュース / 2024年7月19日 8時0分

カーシェアリングの利用に前向きと思われる若い世代だが、言われて久しい「若者のクルマ離れ」とは本当なのだろうか。従来の自動車の利用方法として一般的と考えられる、所有についてのデータを見てみよう。

自動車の所有率は全体で46.6%だった。世代別に見ると、年長の世代ほど所有率が高く、もっとも高いのは男性の60代で73.7%。対して、自動車を今後所有したい(し続けたい)と思っているかを尋ねると、所有を希望する人の割合は54.3%だった。

この数値を使い、「自動車が欲しい」と思う気持ちと実態が一致しているかどうかを示したのが以下の図となる。この結果から、自動車を欲しいと思っている若い世代が多いことがうかがえる。

※性別年代ごとに、所有希望の割合から所有の割合を引いた値(パーセントポイント)を算出
※値がゼロ:自動車を欲しいと思う気持ちと実態が一致
※値がプラス:現在自動車を所有していないが、自動車が欲しい
※値がマイナス:自動車を手放したいと考えている

次に、所有に関わらず、今後自動車を利用したいかと聞いたところ、62.9%が利用したいと答えた。ここで先程と同じく「利用したい」という気持ちと「所有」が合致しているかを見てみよう。するとすべての年代で、自動車を所有していなくても自動車を利用したいと考えている人が多いことが明らかになった。

※値がプラス:自動車を利用したいが所有はしていない
※値がマイナス:自動車を所有しているが利用したいとは思っていない

また、そもそも自動車を「所有するつもりがない」ものの「利用はしたい」と思っている人も一定程度いる。自動車を所有するつもりはないと答えた人に対して、自動車を利用したいかを聞いたところ、利用したいと考える人は24.0%を占めた。

以上のデータから、若い世代をはじめすべての世代で「自動車が欲しい」「利用したい」「けれど持てていない」という人が多いことが明らかになった。また、所有しなくとも利用はしたいという人もおり、カーシェアリングという選択肢が広がれば、ニーズに合致する層が一定存在しそうだ。
○【アンケート調査概要】

調査名称:自動車のシェアサービスなどに関する意向のアンケート
調査期間:2024年5月24日〜5月25日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、15歳〜69歳の男女
調査数:2,000名
調査方法:Webアンケート
(エボル)



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