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ホンダ、プラグイン充電機能も搭載した新型燃料電池自動車「CR-V e:FCEV」

マイナビニュース / 2024年7月18日 16時48分

画像提供:マイナビニュース

本田技研工業(Honda)は7月18日、新型燃料電池自動車「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」を発表した。7月19日から、燃料電池自動車(FCEV)の普及促進に協力している自治体、企業、一般顧客へのリース形式で販売する。ボディーカラーはプラチナホワイト・パール、メテオロイドグレー・メタリックの2色。乗車定員は5名。メーカー希望小売価格(リース専用)は809万4,900円。

CR-V e:FCEVは、外部から充電可能なプラグイン機能を搭載する燃料電池自動車。長い航続距離と水素の充填時間の短さといった特徴を持ち、プラグイン機能の追加によって利便性を高めた。水素とバッテリーが満タン時の走行距離は約621km、一充電走行可能距離は約61km。

搭載する燃料電池(FC)システムはホンダとGMが共同開発し、両社の合弁会社Fuel Cell System Manufacturing, LLCにて製造されたもの。今回、コアとなる燃料電池(FC)スタックを刷新。補機類の合理化と低消費電力化の徹底、セルユニットの新構造化と生産性向上などにより、コンパクトカー「CLARITY FUEL CELL」に搭載するシステムからコストを3分の1まで削減している。耐久性に関しても、耐食材料の適用や劣化抑制制御により2倍に向上。耐低温性能も向上した。

パッケージングについては、FCシステムとモーター、ギアボックス、PCU(パワーコントロールユニット)を一体化した駆動ユニットをフロントフード下に集約。居住スペースへの影響を少なくしている。水素タンクは荷室部分に設置し、棚状の平らな面で覆い上面から荷室の後端までフレキシブルボードを設定。荷室を上下2段に分けて使用できるようにした。

ベース車は6代目CR-Vで、水素タンク×2本と大容量バッテリーからなるIPU(インテリジェントパワーユニット)を中心近くの低い位置に設置。この低重心レイアウトによって、質の高いハンドリング性能を得たとしている。サスペンションには、入力に応じて減衰力を変化させ、安定性と乗り心地を両立する振幅感応型ダンパーを採用した。

充給電機能は、フロントフェンダーにAC充給電コネクタを配置。このコネクタは、日本と米国における普通充電の標準規格「SAE J1772」となっている。普通充電6.4kWに対応し、満充電時間は約2.5時間。AC200V電源およびAC100V電源での充電も可能だ。

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