1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

冷蔵も冷凍も! デザイナーのこだわりが詰め込まれたアクアの“家具冷蔵庫”「LOOC」

マイナビニュース / 2024年7月19日 6時40分

画像提供:マイナビニュース

ここ数年、キッチン以外の場所に置く「セカンド冷蔵庫」の注目度が高まっています。そんな中、家電メーカーのアクアが「家具冷蔵庫」という新しいジャンルの小型冷蔵庫「LOOC(ルーク)AQR-FD7P」を発表。デザイナーの発案から生まれたというこのLOOCはただの「家具っぽい見た目のセカンド冷蔵庫」ではありません。

ここではLOOCの特徴とともに、LOOCを世に送り出したプロダクトデザイナーの役割について、LOOCの生みの親の一人であるデザイナーの渡邉悠太氏を取材しました。LOOCの発売日は9月上旬、価格はオープン、推定市場価格は77,000円前後です。

○家具調デザイン……だけじゃないLOOCが持つ3つの特徴

セカンド冷蔵庫はリビングや寝室など、キッチン以外の場所に設置されることも多い家電ということで、デザイン性をアピールした製品も多く存在します。そんなデザイン性の高いセカンド冷蔵庫ジャンルでも、LOOCは異色。理由は「サイズ」「デザイン」「機能」という3つのポイントにあります。

キッチン以外の場所に置くことを念頭に、LOOCは「生活に溶け込む家具のような冷蔵庫」を目指して作られました。このためLOOCはキャビネットなどの家具を意識した、幅600×奥行き450×高さ913mm(脚付きハイタイプ時)というサイズを採用しています。

45cmという奥行きは、冷蔵庫として使いやすいギリギリの薄さ。この薄さによって、家具と並べても「冷蔵庫だけが飛び出る」ことがほぼなく(もちろん並べる家具にも寄ります)、違和感がありません。また、高さ91.3cmというのは、収納家具であるサイドボードでよく見られる高さ。インテリアデザイナーの窪川勝哉氏によると、この高さは物を載せてディスプレイするのに適している高さでもあるそう。LOOCはアートなどのディスプレイとしても使いやすいのです。

本体のデザイン面では、一般的な冷蔵庫では使われない木目調のドアと、さらに脚を設けたスタイルを採用。脚を付けることで家電感がなくなるだけでなく、床が見える範囲が増えることで部屋を広く見せる効果もあるそうです。

さて、肝心な冷蔵庫の機能としては、庫内左が冷凍室、右が冷蔵室という構成。LOOCは定格内容積72Lのコンパクトな冷蔵庫ですが、通常このサイズの冷蔵庫は「冷蔵専用庫」「冷凍専用庫」あるいは「冷蔵/冷凍のどちらかに切り替え」という構成が一般的。LOOCはあえて、冷蔵も冷凍も共存できる冷蔵庫として設計されています。フレンチドアを採用した点と合わせて、「冷凍冷蔵庫」を実現したのは商品企画やデザイナー、開発陣のこだわりポイントです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください