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注文住宅のつなぎ融資について

マイナビニュース / 2024年7月24日 11時40分

画像提供:マイナビニュース

マイホームを建てようとした時、建設中の資金繰りが気になりませんか。住宅ローンが実行されるのは基本的に住宅の引き渡し後ですが、注文住宅のように住宅の引き渡し前に「土地購入費」、「着工金」、「中間金」などの費用がかかってきます。つなぎ融資は、住宅ローンが実行されるまでの期間に引き渡し前にかかる費用を一時的に借りるためのものです。今回はそんなつなぎ融資について、その定義やメリットデメリットを含めて解説していきます。
○つなぎ融資とは何か?

つなぎ融資とは、住宅の引き渡し前の資金不足を補うために利用される、短期的な融資の一つです。

住宅ローンの融資は、基本的に住宅が完成し引き渡しされた後に実行されます。つまり建設中に住宅ローンを組むことはできず、完成前に別の費用がかかった場合は自分で資金を用意しなくてはなりません。

特に、注文住宅を建てる場合は、土地の購入費や建築費用が段階的に発生してくる為、住宅の完成前の費用をつなぎ融資を利用することでカバーをすることできます。

ただし、つなぎ融資で借りた資金は、住宅ローンのように毎月一定額ずつ返済していくのではなく、住宅ローンの実行時にまとめて返済するのが一般的とされています。
○つなぎ融資の仕組み

つなぎ融資の申込みから実行されるまでの流れを大まかに解説します。

1.まずは資金計画を立て、住宅メーカーや不動産会社に相談
家を建てるのに、必要なさまざまな資金、現在の収支状況なども含め、建築にかかる資金計画をしっかり考えることが大切です。予算が決まったら住宅メーカーや不動産会社に相談しましょう。

2.住宅ローン審査(本審査)とつなぎ融資の審査申し込みを行う
資金計画が決まったら、住宅ローンとつなぎ融資の両方を同時に申し込みをすることをおすすめします。なぜならつなぎ融資は、住宅ローン審査が通っていないと利用することができないためです。審査には事前審査と本審査があり、事前審査が通った段階で融資を実行する金融機関もあれば、本審査が通らないと融資を実行しない金融機関もあるので事前に確認しておく必要があります。
審査の申し込みにあたって必要な書類は、
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーなど)
・収入証明書
・土地・建物に関することがわかる資料
・印鑑・印鑑登録証明書
・住宅ローン申込書 などが主に挙げられます。ただし、取り扱う金融機関によっても異なります。

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