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注文住宅のつなぎ融資について

マイナビニュース / 2024年7月24日 11時40分

3.つなぎ融資で土地の購入費用や中間代金を支払う
本審査が通ったら、金融機関とつなぎ融資の契約を締結します。
融資を受けることができたら、土地購入代金や着工金、中間金等をハウスメーカーに支払います。

4.つなぎ融資の返済を行う
住宅が完成し、住宅ローンの実行がされる際につなぎ融資の返済を行います。
つなぎ融資の返済に関しては3つのパターンが挙げられます。
・つなぎ融資を借り入れた時点で利息を全額前払いを行う
事前に利息分を差し引いて、融資が行われるので足りない部分は自己資金で賄う必要があります。
・住宅ローンの実行時に元金と利息を一括で返済する
住宅が完成するまで、つなぎ融資の元金と利息を返済する必要がないため、経済的な負担は抑えられます。ただし、住宅ローンの借入額は大きくなります。
・つなぎ融資の利息分だけ住宅ローン実行時までに返済する

先述の通り、つなぎ融資は一括で返済するのが一般的ですが、金融機関によっても取り扱いが異なるので注意が必要です。
○つなぎ融資のメリットとデメリット

つなぎ融資を利用するメリットとしては、第一に住宅の建築中の一時的な資金不足を防ぐことができることが挙げられます。

住宅引き渡し前の必要な自己資金を自身で準備する期間も短縮することができます。
その為、建築工事の進行をスムーズに進めることができるでしょう。

つなぎ融資は便利な一方、無担保で融資を受けることができる為基本的には金利が高く設定されています。

住宅ローンの金利は多くは1%前後ですが、つなぎ融資の金利の多くは2%〜4%と高めです。なお利息は、融資期間に応じて日割りで利息がかかってくるので、工事期間が長くなってしまった場合はその分利息も大きくなります。

また、住宅ローン契約とは別でつなぎ融資の契約をする為、事務手数料や印紙代などの諸費用も別途かかることに注意が必要です。
○つなぎ融資を選ぶ際の注意点

つなぎ融資を受ける金融機関を選ぶ際には、かかってくる金利や各手数料に着目して事前に確認しましょう。

注文住宅の購入の際には段階的に「土地購入費」「着工金」「中間金」などの費用がかかり、つなぎ融資の入金を複数回に分けて支払いをする場合は、最大何回まで可能なのか金融機関にあらかじめ確認しましょう。

金融機関によって融資額の上限、受け取り回数の上限を設けている場合があります。
資金計画と各金融機関の条件が合致しているのか確認することがポイントです。
つなぎ融資を検討する際は、複数の金融機関を比較してシミュレーションをしてみるのが良いでしょう。
○まとめ

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